この問題を解くにあたって、
「AとBの2つの三角形で高さが等しい三角形のときの面積の比は、底辺の比に等しい」を押さえておきます。
例えば、AとBの三角形で高さは等しいときに、底辺の比が①:②のときは、面積比も❶:❷になります。
そこで、AとBの2つを合わてできる三角形の面積の
※Aは❶/❸の面積に、Bは❷/❸の面積になります。
なお添付画像を見ながらになりますがよかったらどうぞ。
❖図①で
黄色の三角形とピンクの三角形で、高さは同じで底辺の比は→❹:❶だから
※黄色の三角形の面積は→三角形ABC×❹/❺
※ピンク色の三角形の面積は→三角形ABC×❶/❺
❖図②で
※灰色の三角形の面積は→図①の黄色の三角形×①/②だから
三角形ABC×❹/❺×①/②・・・・(ア)
※紫の三角形の面積は→図①のピンク色の三角形の面積×(3)/(5)だから
三角形ABC×❶/❺×(3)/(5)・・・(イ)
❖図③で
※ピンクの三角形の面積は→三角形ABC×(2)/(5)
❖図④で
そこで、黄緑の三角形の面積は→ピンクの三角形×①/②だから
三角形ABC×(2)/(5)×①/②・・・(ウ)
↓
次に図⑤で、三角形ABCの面積は40cm²だから
※(ア)の面積は→40×4/5×1/2=16(cm²)
※(イ)の面積は→40×1/5×3/5=4.8(cm²)
※(ウ)の面積は→40×2/5×1/2=8(cm²)
求める面積は
40−(16+4.8+8)=11.2
答え:11.2cm²
こんな感じになりそうです。