うつろひたる菊 『蜻蛉日記』について、 「内裏にのがるまじかりけれ。」とありますが、 "まじかり"を 打消当然 〜はずがない として訳すと 「宮中に逃れられるはずがない用事がある。」
うつろひたる菊 『蜻蛉日記』について、 「内裏にのがるまじかりけれ。」とありますが、 "まじかり"を 打消当然 〜はずがない として訳すと 「宮中に逃れられるはずがない用事がある。」 という訳になると習いました。 ですが、用事がある というのはどこから出てきたのでしょうか。 また、これだと"けり"を無視していませんか? この"けり"は詠嘆だと思うんですが、 「宮中に逃れられるはずがない用事があったなあ。」 になりますよね? そもそもこの"けり"は訳さないものなのですか?