難しい問題ではありますが、やっていることは基本に忠実です。 回転体ですから、回転軸に垂直な平面で切って切断面を考え、切断面を考えるのは当然です。 円錐の切断面ですから、その図を書くことはそれほど難しくはなく、回した時にドーナツ状になることまでは想像がつきます。 問題はそのドーナツのそれぞれの半径を求める点です。 それぞれの半径になる点(y軸からの距離が最大である点と最小である点)を求めれば良いわけですが、図からその2点がどこであるかは明らかなので、後は図の放物線らしきものの方程式を求められれば終わりだなと考えます。 ここからが少し難しいかもしれません。 放物線は元の図形で言うところの円錐の側面ですから、側面上の点を適当にx,y,zと置き、x,y,zの満たす式を見つけ、それにy=tを代入すればy=t平面上の曲線が満たす式がわかりますすね。 この側面上の点が満たす式を考えるところが一番難しいかなと思うのですが、考え方としてはこの側面がどのようにして出来たかですね。 この側面は三角形をx軸中心に回してできたものな訳です。従ってx軸との距離が一定であるという式で記述できると気づけます (ややこしい問題設定と見せかけて誘導にもなっている良問ですね