回答(1件)
「山月記」ですね。 「李徴がやって、失敗したこと」を教訓として、 それをせず、それと反対のことをすれば、成功するだろうという推測をたてます。 「李徴がやって、失敗したこと」 臆病な自尊心と尊大な羞恥心のために、 進んで師に就くことや詩友と交わり切磋琢磨することを避け、 自分のわずかな才能を刻苦して専一に磨くことを怠った。 己の中の「猛獣」というべき悪い性質を制御できなかった。 「どうすれば虎にならないか」 進んで師に就いて謙虚に教えを請い、友人と交わり切磋琢磨する。 自分のわずかな才能を刻苦して専一に磨く。 己の中の「猛獣」というべき悪い性質が、仮にあっても、それを制御するべく努める。 たとえば、いい年をして、年少者の拙いが真面目な質問の意を汲もうとせず、嫌味や揶揄を以て対し、 人助けの場を自分の人生や生活への不満の捌け口にするという「悪い性質」を制御できないような人間は、 すでに自滅しています。
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