回答(1件)
個人的には否定的。 燃料を合成するのであれば、その燃料を燃やして発生するエネルギーより 多い量のエネルギーをどこからか調達して供給しなければならない。 これは熱力学第一法則(エネルギー保存の法則)から逃れられないことで、 何もないところからある時突然エネルギーがポンッと生まれる、なんてことはない。 またエネルギーを変換するときには必ず何らかのロスが発生する。 ロスのない変換方式は存在しない(永久機関の否定)。 だから、日本の年間の原油消費量の5割に相当する人工燃料を生み出すためには その原油を燃やしたときに発生する以上のエネルギーを必要とする。 それだけのエネルギーを低コストで新たに調達することは不可能だろう。 人工燃料などの研究を否定するつもりはないが。 それだけのエネルギー資源を求めるのであれば、例えば海中のメタン ハイドレートの採掘コスト削減を検討するなど、新たな資源の採掘を検討した ほうが現実的だと思う。それでもハードルは高いが。
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ID非公開さん
質問者2023/6/29 15:33