問)自殺は許されるのでしょうか?
許されません。
あくまでも摂理にしたがって寿命を完うしなければなりません。
~もし与えられた寿命をみずからの手で切り上げるようなことをすれば、
それに対する代償を支払わされます。
~霊的に熟さないうちに無理やりに次の世界へ行くようなことをすると、
(地上での悲しくて苦しい期間よりも)永い期間にわたって辛い体験を支払わされることになります。
/ シルバー・バーチ
[自殺後の魂はどうなるのか?]→大きく分けて3パターンある
①「自分の死に気づけないでいる魂」
~自殺の現場にいることが特に多く、そこで何度も自殺のやり直しをしたりしています。本人が自分の死に気づかない限り、この状態がいつまでも続くのです。なかには何十年、何百年と続くことさえあります。
②「自分がおかした過ちの大きさに気づき、後悔している魂」
発作的、衝動的に自殺してしまった魂に多いようです。
~こうした霊も、後悔の念が強すぎて、なかなか幽現界を去ることができません。
③自分の死を理解し、幽界へは行きます。しかし「せっかくの命をなぜ生き切らなかったのか」という後悔があまりにも激しく、幽界のなかでも最下層部の真っ暗な世界に自らを閉ざしてしまいます。彼らは決まって「暗い暗い」と伝えてきます。その悶々とした様子は、彼らが生前、自殺をしようと思っていたときの心境とまったく変わっていません。
~彼らはそこで、自分が自殺したときの姿をも、しばらく見ると言います。
首を吊った人なら、首を吊った自分の姿を見続けるのです。同じ階層にいる、自分とそっくりな波長をもった他の自殺者たちの姿も見るそうです。
~この状態はとても長く続きます。その魂の性格にもよりますが、よほど潔い性格の魂でない限り、長いこと心を閉ざし、日陰者のような思いで過ごします。
~「どのようにしてでも生き抜けばよかった」「生き抜くことにこそ価値があったのだ」などと彼らは言います。
「いのちが大切」「生きることが大切」ともよく言います。
[憑依と自殺の関係]
地縛霊
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自殺の名所にはたくさんいる
~自殺をやり直すために、ときに生きている人間の体に乗り移ります。
そして「今度こそ死に切ろう」と思い、その体ごと、また自殺するのです。
~えんえんと憑依と自殺をくり返すのです。
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このような霊的背景での自殺は、実際とても多い。
同じ波長をもつ人に乗り移る
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「死にたい」という心境でいるだけでも、非常に危険だということ
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そのような気持ちが少しでもあるときは、地縛霊の多い自殺の名所になど
絶対に足を運んではいけません。
そのようなときは、地上の楽園のようなリゾート地や、聖地・パワースポットへ行く。
/ 『いのちが危ない』 江原啓之