アンケート一覧ページでアンケートを探す

回答受付が終了しました

ID非公開

2023/6/28 20:23

11回答

大腸菌の増殖を観察する実験で、1、1/2、1/4…1/64 倍希釈菌液の濁度と、菌液の濃度を求めました 1/2~1/64の濃度はどうやって求めればいいでしょうか?

新機能 AI回答テストを実施中! テスト対象カテゴリ:歴史・悩み相談 ※回答がつかない場合は、画面のリロードをお試しください

回答(1件)

菌濃度は、 観察された細菌数/撒いたμl数×希釈率(1/2~1/64つまり、2~64) = 細菌数 / μl で得られます。 プレートに捲けば全部生えてくる、元気な大腸菌の場合、 プレート上のコロニー数 ≒ 撒いた細菌数 です。 あとは、この異なる希釈率の6枚のプレート上で、100個以上のコロニーがあるプレートを選び、その濃度より2枚上までの、合計3枚のプレートを数えて、上の式で求めた濃度から平均値と標準偏差を求めて、原液の菌濃度を求めます。 100個を超えるプレートがない場合は、ぎりぎり10個以上ぐらいまでのコロニーのプレートを採用しても、まあ、OKとします。 でも標準偏差がとても大きいようでしたら、値が正確ではないので、再度、実験を最初からやり直す必要があります。 だいたいの原因は2倍、2倍の希釈がうまくいっていないことによるものです。ほかにも要因はありますけれど。 ピペッティングの正しい操作と誤差範囲内の理解、スプレッダーの冷まし具合、細菌の拡げ方、菌液を吸う前のボルテックスの作業などを、きちんとするように、確認しながらすると、きちんと濃度が求まります。

NEW! この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう