こんにちは。
「学校」とは何を指すかという問題があります。
ネイルスクール、パソコンスクールも学校といえば学校です。質問者さんは、履歴に書けて、法律で定められた一定の学校(交通機関等で学割になる)を言われているのでしょう。
日本の法律では、学校はまず一条校であるとされたいます。
一条校とは、学校教育法の第1条に掲げられている教育施設の種類およびその教育施設の通称をいい、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学(短大を含む)、高等専門学校(高専)、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園の10校を指します。この一条校に専門学校は含まれません。
ただし、同法第11章に、専門学校の規定があります。
専修学校は、高等課程、専門課程、一般課程を置くことができるとされていますが、このうち専門課程を置く場合に、専門学校と称することができます(同法126条第2項)。
専門学校は学校教育法上いわゆる一条校ではないものの、専門課程を置く専修学校として位置づけがされており、学校法人以外の私人によっても設立される教育施設とされています。また教育基本法上も、法律に定める学校には位置づけられていませんが、その理念に照らし種々の規定が適用される対象とされています。
学校に準ずる存在ー>正式な学校ということです。
ただし、専門学校の「無認可校」というものがあります。
認可校の主な設置基準
・授業時間:年間800時間以上、夜間の学科は年間450時間以上
・修業年数:1年以上
・学生数:40人以上
・編入学:専門士に準ずる要件で4年制大学への編入が可能
・専門士:文部科学大臣の告示による要件を満たした専門課程の2 - 3年制の学科を卒業した者に授与される称号
・施設:原則的に、自己所有(特別な事情のある場合を除き、賃貸施設は不可)
この他にも、教職員の資格や条件なども細かく定められています。
上記に満たしていない、申請をしていない学校は「正式な学校」にはなりません。有名なところでは代々木アニメーション学院、アミューズメントメディア総合学院 東京校などがあります。