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将棋を強くなろうと決意した少年がいたとして、まず、自身の思考力だけでとことん問い詰めなければならなかった藤井さんの時代に比べ、今は、スピードアップと効率化を目指して、早目にAIに聞くということになりそう。で、その分、自らの読みの力を鍛えるという過程が蔑ろにされる。 藤井さんの時代(幼少期)は、まだまだ人間の方が将棋が強かった。だから、AIに聞くという作業はナンセンスであり、ひたすら、自身の脳みそを駆使するほかなかった。で、藤井さんは、プロ棋士も参戦する詰将棋選手権五連覇という偉業を達成した後、AIに出会った。AI学習を取り入れた。 そういう過程が、AIがこれだけ発達した時代の今の少年たちに果たして可能かどうか。AIに聞けば即、答えが出るのに、三日間、一週間、考え続けるということが、果たして可能か。そういう過程を通して読みの力が鍛えられるわけだが、それが可能なのか。 藤井さんは誠にタイミングよく出現した。藤井さんのような人は二度と現れないと思う。
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質問者からのお礼コメント
なるほど、面白いです。
お礼日時:9/7 9:44