saoさんは、学生バイトか社会人の先生ですか？ （別にどなたでも気にしませんのでスルーしてください。ただ、中学生ではないだろうな、と思っただけです。） まず、力の表現には「矢印」と「言語」があります。 大切なのは言語による表現で、これができないと力学はかなりの確率でミスをしたり、複雑な問題で誤ったりします。表現の基本型は以下の通り。 「△△が○○を〔上に/下に〕押す(引く)」 〔 〕内の上･下を書く･書かないはどっちでも可です。 特に、○○（目的語）には、注目する物体が入るので重要です。 ①物体Aに重力がはたらく。→地球が物体Aを引く力 ②接している物体Bを物体Aが押す。→物体Aが物体Bを押す力 ※ どちらも下向きですが、①は物体Aにはたらく力、②は物体Bにはたらく力であることを意識することが大切です。また、①と②の大きさは同じです。 ③水中の物体に重力がはたらく。→地球が物体を引く力（重力） ④接している水を物体押す。→物体が水を押す力 ※ ③は物体にはたらく重力であり、水中だろうが空気中だろうが、その大きさに違いはありません。また、④は”物体にはたらく浮力(＝水が物体を押す力)…⑤”の反作用に相当する力です。このことは、④と⑤を言語で表現すると、主語(△△)と目的語(○○を入れ替えた表現になっていることから分かります。 図2が、もし物体が水中で上にも下にも動かずにじっとしている潜水艦のように静止している(トリムと言います)状態を示している場合、「重力＝浮力」となるので、浮力の反作用である④も、当然③と同じ大きさになります。 ************** さて、質問の最後の行に「違うよう」とありましたが、(何と)何が違うのか、解読できませんでした。あと少し、言葉を加えてもらえたら答えられるかもしれません。 それから、ちょっと別の話を。この質問を中学受験のスレッドで聞かれているのはなぜ？ 中学内容なので中学受験じゃなくて高校受験なのになあ、と素朴な疑問でした。まあ、中学生がここで普通に質問してますが、何でかな？と。不思議に思っているのは私だけなのか・・・(笑)