入試難易度 (河合塾共通テストボーダーライン) 九州大学経済学部・後期８９％ 京都大学経済学部・前期８４％(後期日程は実施しない) 大阪公立大学商学部・後期８２％ 大阪大学経済学部・前期７９％(後期日程は実施しない) 神戸大学経済学部と経営学部・前期７６％(後期日程は実施しない) 九州大学経済学部・前期７５％ 大阪公立大学商学部・前期７２％ 九州大学経済学部の後期で入学している人たちは、前期で東大や京大を受けた人がほとんどです。 大阪公立大学商学部(と経済学部)も、京大・阪大・神戸大が後期日程を実施していないので、後期で入学している人たちは、前期で京大を受けた人がほとんどです。 前期日程で阪大や神戸大を受けていたら十分合格できた人たちでしょう。 就職の有利さ、世間の評判 旧帝大が就職で不利になることはないでしょう。 旧帝大のブランドは日本中どこでも知っています。 旧商大(一橋大学・神戸大学・大阪公立大学の三商大)は今はあまり言われませんが、戦前は旧財閥や大企業に就職する時に、旧帝大と同格でした。 例えば、戦前、三井物産の初任給は、旧帝大と旧商大が８０円、早慶７２円、旧高商(小樽商科大・横浜国立大・長崎大など)６４円。 日本郵船は、旧帝大・旧商大が８０円、早慶や旧高商が６０円～６５円、その他の私大５０円～５５円でした。 とはいえ、今もブランド力がある旧帝大の方が受けは良いと思います。 大阪公立大学商学部の良さを言うならば、 九州大学経済学部の前身は、１９２４年に誕生していますが、大阪公立大学商学部の前身は１８８０年に薩摩藩出身の五代友厚が中心に設立した大阪商業講習所ですから、歴史があります。 九州大学も大阪公立大学もサラリーマン社長はWikipediaに掲載されているように多いですが、大企業の創業者となると、歴史のある大阪公立大学商学部には、サントリーや野村證券やユニ・チャームなどの創業者が出身者にいることは強みかと思います。