検査好きな医師なのかな？ ウイルス性疾患はインフル以外は特効薬ないので検査診断しても大きな意義はありません。まぁ、親御さんや保育園が納得するくらいですね。 溶連菌は抗生剤飲まないと先ず治らないので検査しても良いですが、咽頭症状が無い場合は健常保菌者（一割くらいいる）までひっかけちゃうので、これも大した意義は無いです。 治ったと思ってからの発熱・・・違うウイルスに感染したか、治り切ってなかったかでしょうね。溶連菌陰性なのに抗生剤出されているようなので、結果的には肺炎は抑制されていると思います。 ただ、マイコプラズマ肺炎は、溶連菌に出すペニシリンやセフェム系は効かないので、もし万が一あるとするならマイコプラズマかな・・・位です。困ったことにマイコは大した高熱にもならないことが多いし、血液検査でも白血球もＣＲＰも上がらないことが多いし、さらに聴診器でも肺炎特有の音が聞こえないこともあるので、レントゲン撮るかマイコプラズマ抗体を測定するしかありません。なお、出されていた抗生剤がマクロライドやニューキノロン系ならマイコプラズマに効くので、それは無しと考えて良いです。 余りにも咳が長引くようなら、マイコを一考した方が良いですね。