年代にもよると思いますが、冷戦や歴史を知る人は、忘れていたことをショックとともに思い出させられた、だったかと。つまり一時の忘れていたことが戻ってきた、です。 前世紀は平和な時代はなく、特に東西対立の時代には殺し合い、その前にはブロック主義や世界大戦などで凄惨な状況でした。 それが社会主義/共産主義が行き詰ってソ連崩壊、東側社会崩壊となってロシアがG8に参加して、一時の幻想を人々は見ました。 しかしムスリム同胞団、アルカイダなどの原理主義テロ組織はずっとありました。 にもかかわらず、中東戦争終結や東側総崩れで、思想的対立による殺し合いはもう小規模だ、と高を括っていました。 その後、ISの乱やフーシの活動などがあって結局その流れは変わらない、それを気付かせるきっかけになる事件でした。 それを9.11は思い出させてくれました。