まずは日本とは違う環境です。
1.移動時間
パリまで飛行機で14時間半。ドアtoドアだともっとでしょうか。移動時間だけで疲れてしまいます。
2.時差ボケ
馬は睡眠時間が定まっていないので人間と同じかはわかりませんが、人間だと時差ボケで体調整うまで2,3日要します。そこからだいたい10日でレースに出走です。自分も凱旋門賞行ったことありますが、7日の旅行中ずっと時差ボケありました。
3.気候
10月のパリは乾燥してます。ディープインパクトが喉をやられた様に日本とは違う気候で体調の維持が難しいです。
4.水
日本は硬水ですが、あちらは軟水。体に合わないとお腹を下す人もいます。馬は水が変わると飲まないともいわれる生き物ですから、調整が大変でしょう。
パリロンシャン競馬場に適性があるかどうかの前に、パリと日本の違い、環境の違いに適応できるかどうかの違いがまず関門になります。
パリロンシャン競馬場
1.坂
日本最大の勾配である中山競馬場の坂の倍の高低差があります。
2.路面
日本のように水はけを改良していないので、雨が降ると水はけが悪く水が溜まってしまいます。日本にはない馬場状態になるのでそれをいきなり凱旋門賞のレベルでクリアすることが求められます。
(この点では今年は久しぶりに晴れたのでスルーセブンシーズが好走できたのではないかと考えてます。)