回答(3件)
親族に金を借りた結果、返しきれない借金で困っている人に ・合理主義 「10年逃げ切れば借金って時効で消滅するから返さなくていいんじゃない」 ・現実主義 「頑張ったら返せるかもという幻想は捨てて、お金を出してくれた人に正直に返せませんと頭を下げて許してもらうしかない」 合理主義はあらゆる物事をメリット・デメリットで考えたり、時間対効率、自分の利益になるかどうかという損得勘定などをベースに思考を展開します。 その方法が最高効率であれば人の道に外れた行いであっても「合理的である」と肯定してしまえる危険性をはらんでおり、しばしば 法に触れない=合法=その行為は許されている と考えます。 現実主義は、あらゆる希望的観測を否定するタイプの思考展開であり、今まで返せなかったならこれからも返せない、と、やや悲観的なシミュレートを行って、その結論ありきで物事を進めます。 結果論に似ています。 結果論とは、良い結果が出ればこの戦略は正しかったと言い、悪い結果が出ればこの戦略は間違いだったと言う、みたいな。 結果で態度をコロコロ変える論理のことです。 現実主義は、先に悲観的なシミュレートによって「どうせ返せない」という結果の想定をする(決めつけを行う)ことにはじまり、その結果を受け入れた上で何をすべきかを語ります。 それぞれの思考展開はこんな感じで違うのだと思います。
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