①に関してですが相手を気絶させるというのはちょっと違ってて覇気のプレッシャーで相手が負けて気を失ってしまうので覇王色を放つ側からすれば気絶させようとはしてません。
ちなみに覇王色の覇気は精神面に大きく関わるため鍛える事は出来ません。
そして覇王色の覇気は武装色の覇気同様自身に纏えます。
これは本編の終盤カイドウ戦でルフィが明言してますから間違いないです。
ただし纏えるといっても武装色同様攻撃力が上がるかどうかは不明です。
理由としては攻撃の威力が上がった描写が無いからです。
確かに覇王色の武装で攻撃すればカイドウにダメージを与えられるというのはありますがそれは覇王色を纏えると判る前でもそうでしたから。
これは武装色の覇気には肉体の表面を硬くしてロギア能力者でも肉体を捕えて攻撃する手法とは別に触れた相手の肉体内部に覇気を流して内側から破壊する手法が存在しており前者の手法で攻撃が利かない相手でも後者ならダメージを与える事が可能になります。
だからルフィは当初武装色の覇気の応用技である覇気を体内に流す訓練をしてましたし実際鬼ヶ島で再戦した時もそれでダメージを与えてたしカイドウもその攻撃を避けてましたから。
ちなみに覇気を相手の体内に流して攻撃する手法を「流桜」と呼ぶ人が居ますがこれは間違いで「流桜」はワノ国での「覇気の総称」であり鎖国してたワノ国では新世界の「覇気」という概念が存在せず代わりに侍達が独自で身に付けた覇気の様な能力をその性質から「流桜」と呼んでたに過ぎません。
同様に覇王色にも同じ事が可能ですが武装色との最大の違いはダメージの影響力です。
同じダメージを与えても武装色では傷付けても傷跡が残らないカイドウも覇王色で斬られると傷が治らず残ります。
恐らく同様の症状はシャンクスが黒ひげから付けられた傷跡と同じで覇王色の覇気で付く傷は特殊だという事が分かってますがそれが威力が上がったせいかどうかまでは分かりません。
分かっているのは覇王色で相手に傷を付けるとずっと残り治癒能力でも治せないという事だけです。
②に関して言えば見聞色は本来遠くにいる相手を見つけたり相手の殺気や覇気を察知する能力であり見えない相手の気配も感じる事が可能で目だけでなく耳などに覇気を集中させて本来見られない相手を見つけられる能力です。
なので全員を必ずしも察知できないため見聞色は人によってその効果や範囲も様々です。
ルフィやゾロたちはある程度広範囲の察知能力がありますが誰かを確実に特定する事は出来ずあくまでだいたいの強さの相手の強い殺気や覇気のみで弱い相手とかは見つけられません。
ゴッドエネルも同様の力を持っておりマントラと呼ばれてましたがこちらは空島全体を把握ししかもほぼ全員をある程度認識してました。
ウソップは目に覇気を集中させて見えなかった遠方のシュガーをはっきり認識して狙撃してました。
見聞色の覇気の中には少し先の未来を見る事が可能ですが使えるのは数人しかいません。
しかし未来視は確かに先の未来を見通す事が可能ですが相手が同じ能力を使うと意味がありません。
見聞色の覇気の強さが遠視>(気配や覇気の)察知>未来視だとすると察知や遠視相手なら未来視は有効ですがおなじ未来視ならより長い時間先が見通せないと意味が無いという事になります。
つまり相手より強い見聞色でないと先を見通しても機先は制せないという事です。
覇気使いは覇気を察知できるので見えても見えなくても分かります。
なので藤虎のイッショウも覇気を察知できるため見聞色の使い手でしょうが目が見えないので遠視や未来視は無理かと。
まあ元々盲目の人は聴覚や第六感的な感覚が鋭いので普段から見えてるのと同じくらい感覚は鋭いでしょうね。
特に能力で隕石を落とす時には相手の場所を見聞色で位置を測って落としてる筈です。
でないと彼の能力で巻き添えになる一般市民が出ますからね。
藤虎は基本一般人を守る事を第一に動く海兵なので緑牛の様に誰かれ構わず犠牲にしてでも相手を倒すような非道さは持ってません。
なので隕石を落とす時には必ず周りに巻き添えになる一般人が居ない事を確認して落とそうとしてます。
但し一般人と言っても天竜人とかは無視してますが。