「get」を「手に入れる」と訳すか「買う」と訳すかは文脈次第です。 漂流して無人島に流れ着いたとき、裸だと気づいたので何か着るものを…ということなら「買う」は不自然な訳でしょう。でも都会で「get」を使えば、どこからか「取って来る」のは不自然（犯罪？）だから「買う」が自然かも知れません。 このように状況次第なので「どちらの訳で覚えておく方が」というより「両方の和訳があり得る」と思えば良いのでは？ ＞この例文の二か所の“to”は、それぞれどのような働き(意味)で使われているのでしょうか？ 「have to」は「must」の別の言い方…と覚えれば良いと思います。どちらも次に動詞の原形が来るというのが共通点ですね。 「something to wear」の「to wear」は文法用語では「to不定詞」と呼ばれるものです。そして、その「to不定詞」にも３つの使い方（用法）があって、今回は「something」を修飾する（補足説明する）「形容詞的用法」と呼ばれるものです。「何か」が「着るための（何か）」だと補足説明しているわけです。 「to不定詞」の用法には他に「名詞的用法」と「副詞的用法」があるのですが、長くなるのでここでは説明しません。検索すればたくさん参考サイトは出てきます。