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2023/11/12 17:31

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光源氏の誕生についてです。 父である大納言は亡くなっており、母親である(大納言の)奥方は、昔風の人で由緒ある家柄の方であって、両親がそろっていて、今のところ世間

文学、古典28閲覧

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回答(1件)

「なくてもいい」どころかとても重要な部分です。 桐壷巻の、とくにこのあたりは源氏誕生前後のいきさつを描き、 ・なぜ生母の桐壷更衣は死なねばならなかったのか、 ・なぜ源氏は「母なき子」として育たねばならなかったのか、 ・なぜ源氏は父帝の妃である藤壺宮に恋してしまったのか、 そういった源氏の持つ宿命的な背景を解き明かす部分ですから、一言一句たりとも無駄な文言はないのです。 引用された部分は桐壷更衣が父もなく、さしたる後ろ盾もなく、ただ未亡人である母北の方の奮闘に支えられただけの心細い立場であることを明かします。そして、そんな彼女への行き過ぎた寵愛が周囲の嫉妬と疑惑と怒りを掻き立てる原因が那辺にあるかを示しています。それはまた「なぜ生母の桐壷更衣は死なねばならなかったのか」につながっていきます。 どうしても必要な部分です。

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質問者2023/11/12 17:50

御丁寧にありがとうございます。 授業で源氏物語は光源氏の誕生までしか習っていなかったので、後の流れを知りませんでした。 つまり、この文は桐壺の更衣の後ろ盾がしっかりしていないことの強調というか説明?なのでしょうか。