F-16A/B MLU(F-16AM/BM)
MLUは寿命中期近代化のことで、F-16を初期に導入したNATO諸国のF-16A/B ブロック15の電子機器や装備をF-16C/D ブロック50/52相当にアップグレード。ウクライナが欲しがっているのはこれ。オランダ、ベルギー、デンマーク、ポルトガル、ヨルダンなどで使用。オランダ、ベルギー、デンマークはF-35Aに更新中で余剰化した機体が出ている。ノルウェーでは退役したが、一部モスボールされたり、譲渡されたりしている。
まとまった数100機以上を短時間に用意できるんだな。F-16AM/BMなら。
やろうと思えば、F-16VBlock 70/72相当にもアップグレードができるはず。
ブロック50/52
JDAMやAGM-154C JSOW、AGM-84ハープーンブロックⅡ対艦ミサイルといったGPS/INS誘導兵器の運用が可能になる。
あと、F-35Aに更新中か更新予定のF/A-18A/B/C/Dをウクライナに譲渡しても良いと、オーストラリア、カナダ、フィンランドが表面している。この機体もある程度はアップグレードされている。
あとグリペンとミラージュ2000かな?スウェーデンは、将来的な供与の可能性を否定していない。
グリペンもチェコは、リース延長を止めてF-35Aを導入予定なのと、スウェーデンは、JAS-39C/DをJAS-39E/Fに更新するなら、JAS-39C/Dは余剰化するはず。
ミラージュ2000は、よくは分からないが、SCALP-EG/ストームシャドーは、フルスペックで使えるようになるのは確か。
ラファール?タイフーン?まとまった数が用意できないぞ?短期間で。