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たった5年では今と大きな違いは無いでしょうね。そもそも、2028年で大半の車を電気自動車に変える、という想定をしている国も地域もありません。 ネットを見ているとEUの「2035年」を、「2035年にEV以外の自動車が全面禁止になる」と思い込み、「できるわけがない、馬鹿げてる」という人がかなりいますが。 実際には、禁止されるのは「ガソリン、ディーゼル燃料車の新車販売」であり、例えば2034年に新車で購入した車はそのまま乗り続ける事が可能です。EUでさえ、ガソリン・ディーゼル車が完全に無くなるのは2050〜2055年頃、と予想しているくらいです。30年先の話ですよ。 ましてや、日本が想定しているのは2035年以降、全てを「電動化」という事ですが、EUと異なり「電動化」にはガソリンエンジンのハイブリッド、プラグインハイブリッド車も含まれます。 ただし、問題はアメリカやEUなど世界で最も所得水準の高い地域では将来、ハイブリッドやプラグインハイブリッドは売れなくなる、という事です。 幾ら日本人が電気自動車を忌み嫌っても、日本の自動車メーカーの販売の7割以上は海外です。台数的には途上国向けも相当な割合ですが、利益の大きな高額の車が売れるのは欧米です。 自分の好き嫌いは置いといて、ビジネスはどうやれば売れるか、を考えるのが当たり前ですが、今の日本はハイブリッドこそ最高、それを禁止対象にしようとする欧米が間違ってる、そのうち手のひら返しでEVを諦めてハイブリッドを買うようになる、と信じる人ばかり。どうなるんでしょうね、この国の将来の自動車産業は。
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