高校の出席のカウントは、日数ではなく、各科目ごとの 時数で行います。 欠席時数がかさんで学校の定める基準の時数を超えてしまうと、 出席時数不足ということになります。 (「履修が成立しなくなる」というような言い方をします。) この場合は、成績の評価自体がしてもらえません。 1がつくのは、「履修は成立した(出席条件はクリアした)が、 成績が悪かった」という場合です。 普通は、年度途中に補習をして欠席時数を補充するということは しません。 ただし、学校によっては、オーバーした欠時の時数が極めて 少ない場合に、年度末の補習での補充を認めることもあります。 履修が成立しなかった科目が一つでもあると、留年というのが 一般的です。 また、文部科学省が「必ず履修しなければならない」という 科目を定めていますが、その科目の履修が成立しなければ、 ほぼ確実に留年です。