４才のお子さんが，宇宙の何を見たいのか？が分からないと・・・・ まず，双眼鏡ですが，１番目はつうの人が使う双眼鏡で薦めません．実は，それ，倍率が低すぎて面白くない双眼鏡です．残りの２つは，高級すぎるでしょう．壊したら大変ですよ（双眼鏡は落とすだけで，使い物にならなくなる事が多い）．さらに，大前提として４才だと頭蓋が小さくて，双眼鏡の目幅が合わせられない可能性があります．こうなると，何の意味もありません． さて望遠鏡ですが，４才に三脚を操作するのは難しいと思いますので，大人の補助が必要です．どっちかというと，ラプトル50よりもお父さんと手作りする前２つのキットが良いかと思います．それは，大人の補助が必要なので，お父さんの方が望遠鏡にハマって欲しいからです． ＞星の手帖社とコルキットスピカは大きな違いはありますか？ 大変に大きな違いがあります． 前者は接眼レンズが変えられないので，倍率が固定です．後者はツアイスサイズの標準規格品の接眼レンズが使えますので，倍率を変える事ができます．オプションで差し替えられる接眼レンズも販売しているはずです． だから，コルキットかな？と思います．これに付いている対物レンズは，なかなか良く出来ています． それと，最初に戻りますが４才の子供の観察力では，望遠鏡で見える火星とか木星，土星を認識するのは無理かと思います．自分で何が見えているのか，眼の神経が認識できないのです．事前にネットの画像検索で，こんなのが見えると頭に入れておく必要があります．それでも，こんな小さな望遠鏡では土星の輪も木星の縞も認識するのが難しいでしょう． 一回，公共天文台（１ｍ級の大型望遠鏡を解放しているところ）に行って，一緒に望遠鏡で覗いてみるのが良いと思います． 今回は，上手に使いこなせなくても，小学校高学年になれば焼けぼっくいに火が付く事が多いですので，将来が楽しみです．