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上杉謙信の最強の戦法、車掛の陣形って存在するのですか?

yam********さん

2009/9/2918:21:51

上杉謙信の最強の戦法、車掛の陣形って存在するのですか?


日曜に図書館で読書をしてると、
上杉最強伝説によくでてくる上杉謙信の戦法、車掛の陣形。
そんな陣形は存在しないと書いてありました。

上杉謙信と戦った人たちが車掛の陣形として恐れ、今でも伝説として残っている「上杉謙信無敗伝説」の逸話こそ、士気修正のことなんだそうです。
実際の陣形は普通の魚鱗の陣形で、上杉謙信は、士気修正の計算ができたので、次々に切れ目なく新しい予備兵力を投入していったので、戦いっぱなしの相手の兵は疲れきってついには敗戦していったそうです。
実際の越後兵は別に特別に強いわけではないそうです。
最前線で敵と直面している軍勢の予備兵力との交替は、正確な計算ができないまま、中途半端に行うと、戦場が混乱し、総崩れになってしまうそうです。
敵に後ろを見せて、撤退することは、非常な危険をともなったそうです。
上杉謙信の戦においての天才的な頭脳は、確実に士気修正の計算をできたことだと言います。
そうでないと、あのようにきれいに予備兵力を投入できないそうです。
しかし、そんなことはわからない上杉軍と闘っている相手軍は、上杉軍が、いつまでたっても疲れないので、「上杉軍はものすごく強い!」と思ったそうなんですね。
上杉がこの手口を使うので、北条軍は城に籠城して戦うことが多かったそうです。
野戦と違って籠城戦では、予備兵力をつかった有効な切り崩しができないですからね。



上杉謙信の最強の戦法、車掛の陣形って存在するのですか?
「士気修正と予備兵力の投入という観念」こそ車掛の陣形の正体なんでしょうか?
どうなんでしょうか?

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sem********さん

2009/9/2921:10:24

ちなみに
「車掛りの陣」って甲陽軍鑑でしか見られません

おそらくそんなものは実在しないでしょう

比較的最近の研究では
違った見解がしめされています

まず
武田・上杉の軍の編成について…

武田は
配下の武将(血縁も含む)がそれぞれ利害の対立
を持ち、武田本家が力と利害調整を行なうことによって
「盟主」となる「御家人連合」でした
当然
本家よりも力を持てば、いつでも裏切る可能性を秘めて
居るために、本家以上に力を持たないようにしていたため
「部隊単位が小さい」ことが特徴であり
「細かな部隊の交替と機動」がその持ち味でもあります

対して
上杉は
有力御家人が「頭を下げて」謙信に盟主になっていただ
いている…
という戦国では特殊な家臣団の構成になっています
上杉(長尾)家本隊もさることながら
格部隊の単位が大きかったため
「大胆な運用と機動」が持ち味となります

武田が一つの城を「手を換え品を換え」こつこつと
一つずつ落とすのが「当たり前」だったのに対して
上杉は「今日はこの城、明日は別の城」と言う様に
敵の防御線に大きな揺さぶりをかけて「落とせる城」
から落としていくのが「当たり前」だったのです

それが川中島で両軍の「偶発的戦闘」の遠因と
なります

武田は「上杉に攻められた城」を継続して上杉が
攻撃するものと思い込み、罠を仕掛けますが
(後世に啄木鳥戦法と言われる)
上杉は最初から大きく左右に攻め手を変更する
つもりだったのです

当日、発生した霧を「罠を仕掛けるために機動」
した武田と
「攻め手を大きく変更するために機動」した上杉が
「偶然にも遭遇」してしまった戦い…
ではないかと考えられています

「待ち伏せ部隊」として比較的少数でまとまって機動
していた武田軍に対して
「本隊の殆ど全て」が縦隊を作って機動していた上杉の
先鋒とがぶつかり
即座に状況を理解した上杉軍が「縦隊のまま」味方の
左(右)から次々と後続部隊が戦闘へと参加する様子
を見て
「新手が次々と一定方向から襲撃してくる様」を
武田が「車掛り」と思い込んだというのが真相に近い
ようです

濃霧の中の遭遇戦では
どちらかが規律の取れた戦いを行なうのは事実上不可能
です(無線機も無いのに)
その証拠に決着が付いていません
お互いに「想定外の乱戦」に陥ったための無様な結果…
といえるかもしれません

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fj1********さん

2009/9/3010:35:15

車掛の陣形というのは、第四次川中島の決戦のときに上杉軍が使ったとされる戦法のことですよね。
車輪を回すように次から次へと新手が敵を襲うというやり方だそうですが、戦法としては些か疑問ですよね。
なぜなら、これは戦場で一番やってはならないはずの戦力の逐次投入に相当する行為ですから。

そもそも、川中島の決戦自体が武田・上杉軍がそれぞれ相手を潰滅させようとした渾身の決戦ではなかった
ようなのですよね。このとき、上杉軍は善光寺を経由して一気に敵地奥深くまで入り込んで妻女山に陣取り
ましたが、それを知った武田軍は茶臼山から降りて海津城に入り込んでしまいました。妻女山から見ると
海津城というのは越後への撤退ルートを遮断するような位置関係になるので、謙信も実際はちょっと
やばいなと思ったに違いありません。そのまま両者は膠着状態に入り込んでしまうわけです。

そこで武田軍は膠着状態を解消するために例の有名な「きつつき戦法」に打って出るわけですが、これは
妻女山を一気に襲うと見せかけて上杉軍を山から下ろし、川中島へ出たところで伏兵としての本陣が
一気に攻め叩く、という戦法だったわけです。ところが上杉軍は敵の動きを予め読んで迅速に山を降り、
武田軍の準備が整わない段階で霧の中で戦闘が開始されたという訳で、車掛の陣形によって武田軍は
潰滅状態に追い込まれてしまいます。

これを武田側から見ると、上杉はやはり強い、策は全て読まれていた、ということになるのでしょうが、実は
上杉軍から見ると事情は若干違っていたのではないでしょうか。上杉軍は実は海津城に陣取った武田
軍によって撤退ルートが遮断されたことをかなり懸念しており、よって武田軍が妻女山を襲撃する素振りを
見せた時には迅速に撤退を決めて山から下りたように思われるからです。そしてそのまま、霧の中で待ち
受けていた武田の本陣と遭遇するわけですが、この時の車掛の陣形は決戦のための陣形というよりも、
軍を安全に撤退させるための緊急避難的な策であった可能性が高いように思われます。

どうせ霧の中ですから視界は効きませんし、相手の軍の規模もよく分かりません。そこで、軍の一部を
割いてこれに当たらせ、疲れてきたら交代させる。それを繰り返しながら軍自体はあくまでも北に引いて
ゆく。そして善光寺まで引いてから自軍を立て直す。こういう発想だったのではないかと思われる訳です。
実は上杉軍にとっても、霧中での武田軍との遭遇は予期せぬものであったのではないか、というのが
ポイントです。武田側は車掛の陣を次から次へと新手が押し寄せる恐ろしい戦法だと思ったかもしれ
ませんが、上杉の方でも予期せぬ敵軍との遭遇に無事に撤退できるかどうか、気が気でなかった
可能性が高いように思われます。

事実、武田軍の妻女山襲撃部隊が戦場に到着すると、戦況は上杉の側に不利になっていくわけです。
だから、上杉は最初から撤退するつもりでいて、武田軍との川中島での遭遇は予期せぬものであった、
そこで緊急避難的に戦力の逐次投入的なやり方を試してみたところ、予想外に武田側が混乱して
うまくいってしまった、というのが第四次川中島決戦の真相ではないでしょうか。

そういう訳で、この陣は必勝の陣ではないように思いますね。上杉が成功したのは霧の中での遭遇戦
であり、しかも武田側の仕掛けた罠を意図せず破る形だった、という事情が大きいように思います。

gjf********さん

2009/9/3009:44:22

多分ないだろ。決戦での勝利が1個もない謙信が、最強のわけないわ。。。。。。。。。。。。

2009/9/2923:32:14

断言はできませんが、存在しないでしょう。
あなた様のご指摘の通りかと思います。

あまりに車懸の陣は戦力の集中投入ができない、移動に伴う疲労、という点で非効率です。

kum********さん

2009/9/2918:50:24

車掛りの陣は方円の陣の強化発展型です。
川中島の戦いの際、妻女山を下山する上杉軍は、まだ霧が濃く武田軍の詳しい位置までは把握できてなく、また武田別働隊の存在もあるため、全方位から敵の攻撃に対処できる、防御的な方円の陣で移動していました。
そして霧が晴れ、そのままの形で戦闘に突入したのが川中島の戦いです。
上杉軍は、進軍時の状態から戦闘に入るまでが他の大名家と比べて格段に早く、また本来は防御陣のはずの方円の陣のまま攻撃に移ったことから、武田方は、「何だあれは!?」と驚いてしまったのです。それが、車掛りの陣として名前がついてしまいました。
どんな時にでも臨機応変に対応できる上杉謙信の指揮能力の高さが為せる技ですね。
なので、車掛りの陣があったといえばあったし、それは違うといえば違うとしか言いようがありません。

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