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慰謝料と財産分与は相殺可能でしょうか?

lan********さん

2009/10/1313:41:47

慰謝料と財産分与は相殺可能でしょうか?

結婚18年目、子供はいない夫婦ですが、このたび離婚することになりました。
理由はお互いにいろいろとあったのですが、協議中に私が以前犯した不貞行為(今はありませんが)が明るみになり、夫から慰謝料を請求されています。

結婚してすぐに住宅を購入し、4年前にそれを売却して現在の住宅を新築しました。
以前の住居は、私と夫の収入がほぼ同じだったため持分50%づつでしたが、その後私が転職して収入が減ったため、現住居は下記のような持分比率になっています。
●夫→建物90%、土地80% ●私→建物10%、土地20%
ローン残高は2400万円ほどあり、売却損がかなり生じるため、夫がこのまま住み続けてひとりで返済することになっています。
借り入れ時に私は連帯債務者になっていましたが、それをはずして名義も全て夫に変更します。
預金・現金はほとんどありません。

現在の私の収入は手取り月額12万円程度と少ないため、慰謝料を請求されても、現実的に支払いは困難です。
有責配偶者となる私にも財産分与を受ける権利はあると思うのですが、現住居の私の持分を全て夫に変更し、家財道具もそのまま夫に使用してもらうことで、慰謝料と相殺することは可能なのでしょうか?

補足ご回答いただきありがとうございました。
連帯債務者から私をはずしてもらうことは、夫の了解も得ているのですが、慰謝料についてはまだもめそうです。
夫が弁護士に相談しているようなので、私も弁護士の力を借りようと思います。
法テラスで無料相談していただける弁護士を紹介していただきました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

tri********さん

2009/10/1315:49:31

1.
慰謝料請求権(民法第709条)と
財産分与請求権(民法第768条1項)は
法的性質を異にし

離婚における財産分与の制度は
夫婦が婚姻中に有していた実質共有の財産を清算分配し
かつ、離婚後における
一方の当事者の生計の維持を図ることを目的としていて

仮に、離婚につき有責がある者でも
財産分与を請求することはできます。

2.
債務が『不法行為』によって発生した場合
(民法第709条 参照)

以上の債務を負った者
すなわち損害賠償をする責任を負った者は
自分の債権(=請求権)を使って
相殺を主張する事が『禁止』されていますので
(民法第509条 参照)

現住居の私の持分を全て夫に変更し
家財道具もそのまま夫に使用してもらう

以上のあなたの主張は相殺の主張では無く
『債務の免除』の主張に過ぎず (民法第519条 参照)

先に述べた通り
慰謝料請求権と財産分与請求権は
法的性質が異なりますので

理論上
あなたの夫は財産分与の義務を免れたとしても
あなたに対して慰謝料の請求は可能です。

3.
もっとも
両請求権は法的性質を異にするといっても
やはり互いに密接な関係にあり

話し合いの過程で
あなたが財産分与請求権を放棄する代わりに
慰謝料請求権の放棄を求める事は一つの手ですし

仮に裁判となった場合
裁判所は以上の過程もすべて考慮にいれて
慰謝料請求の可否、認容額を定めますので
あなたの支払能力等によっては
慰謝料請求の棄却、少なくとも認容額の縮減はありえます。

【追記】
あなたが、住宅ローンの
連帯債務者の地位を免れる事できるか否かは
全て債権者の了承が得られるか次第だと思われますが…。

質問した人からのコメント

2009/10/19 19:23:24

ご回答いただきありがとうございました。
かつての自分の行動を反省し、悔やむ毎日を送っております。

上記のとおり、私を連帯債務者からはずすことは夫も了承済みなので、夫ひとりの収入でも借り入れが可能かどうか、現在金融機関にて審査をしていただいております。

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