銀河英雄伝説の戦争の理由がわかりません。 私は銀河英雄伝説に最近ハマった口なのですが、そもそも帝国と同盟は何故戦争をしているのでしょうか? お互い関知せずにいれば平和だと思うのですが・・
銀河英雄伝説の戦争の理由がわかりません。 私は銀河英雄伝説に最近ハマった口なのですが、そもそも帝国と同盟は何故戦争をしているのでしょうか? お互い関知せずにいれば平和だと思うのですが・・
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ベストアンサー
ラインハルト政権掌握前 そもそも帝国は同盟を、脱走した犯罪者の子孫と定義しており 形式的には「国家」として認めておらず、鎮圧の対象としています。 又、帝国の刑法では、国家反逆罪は高確率で子にも適用されます。 よって、警察が犯人と交渉、和解できないように、形式上帝国は、 同盟とは和解できません。 帝国にも何人か同盟との和解を模索した皇帝がいましたが、全て 原理主義的な勢力に暗殺された、という事実が問題の根深さを 示しています。 一方、同盟側においても、時が経るに連れ、帝国との戦争が軍事部門を 中心にした利権の温床となり、帝国との戦争継続を潜在的に望む勢力が 次第に国政の中心になってしまいました。 事実、イゼルローン攻略により帝国との相互不干渉状態を現出できる 軍事的状況において、同盟が選択したのは、帝国領への侵攻でした。 ラインハルト政権掌握後 実はこの時、帝国同盟間で相互不干渉になる機会はありました。 実際、ヤンはキルヒアイスがイゼルローンに捕虜交換に来た際、彼を窓口に ラインハルトと交渉できないかと考えていました。 しかし、キルヒアイス死亡により生じた精神的空白を銀河を統一することで 紛らわそうとしたラインハルトが、アムリッツァ戦役とクーデターにより同盟の 軍事的弱体化、両国の軍事バランスが崩れたことと、帝国と同盟の戦争停止 により、自己の存在価値が消滅することを危惧した、フェザーン(ルビンスキー) の行った、旧皇帝を同盟に亡命させ銀河帝国政党政府を成立、両者の対立を 継続させるという陰謀に便乗し、フェザーン経由での同盟侵攻を行う、 という事態になりました。 ローエングラム朝 この状況では、帝国側の承認を得ていない同盟の軍事行動は、帝国への 反逆行動に当たりますので、帝国がそれを制圧するべく侵攻するのは当然の 行動です。
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質問者からのお礼コメント
確かに帝国側は同盟国とはいわず反乱軍や反徒などと呼んでいましたね。 両陣営とも政治的な思惑が渦巻いていてとても面白いです。 とても分かりやすい解説ありがとうございました。
お礼日時:2009/12/15 12:44