ここから本文です

天皇機関説って,結局「天皇は憲法の下の一機関にすぎない」という意味ですか。

art********さん

2010/2/1115:39:40

天皇機関説って,結局「天皇は憲法の下の一機関にすぎない」という意味ですか。

閲覧数:
622
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

2010/2/1216:53:14

単純にいえば、その通りです。
天皇御自身も、天皇機関説を挙げた美濃部達吉氏の言う通りだと仰っています。

【美濃部の天皇機関説】
1.国家は、一つの団体で法律上の人格を持つ。
2.統治権は、法人たる国家に属する権利である。
3.国家は機関によって行動し、日本の場合、その最高機関は天皇である。
4.統治権を行う最高決定権たる主権は、天皇に属する。
5.最高機関の組織の異同によって政体の区別が生れる。
(私個人も立憲君主制上それが当然だと思います。)

しかし、当然この世には反対派がいまして。
五・一五事件で最後の護憲政党総裁だった犬養毅首相が暗殺された後、議会の統制を受けない軍部を台頭する軍国主義が主張され、天皇を絶対視する思想が広まった。貴族院において天皇機関説が公然と排撃され、主唱者であり貴族院の勅選議員となっていた美濃部氏が弁明に立ちましたが、結局、不敬罪の疑いにより取り調べを受け、貴族院議員を辞職させられた。
昭和天皇は、この政争で美濃部氏が追放された一連事を“学問の自由の侵害”と呟いたそうで。

第二次大戦後、GHQが憲法改正を迫り、美濃部氏は最後の一人になっても断固反対した。最終的に、天皇を最高機関とせず国民主権原理に基づく日本国憲法が成立するに至り、天皇機関説は解釈学説としての使命を終えた・・・。

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる