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「世界まる見え!テレビ特捜部」で バヌアツのタンナ島の男性達は、 エディンバ...

chaton_fiftyさん

2010/3/711:02:23

「世界まる見え!テレビ特捜部」で
バヌアツのタンナ島の男性達は、
エディンバラ公は『神』
と言っていましたが、
その理由が聞けませんでした。
何故神と呼ぶのですか?
出身がどうとか言ってましたが
まさか出身タンナ島ですか?
王族にはなろうと思えば
誰でもなれるということ…?

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ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2010/3/716:12:16

調べたのですが、エディンバラ公がバヌアツのタンナ島で神と呼ばれてる理由は、以下のような事件といきさつがあったからだそうです。(長文ですみません)


1980年に英仏共同統治領だったバヌアツ共和国(ニューヘブリデズ諸島)が独立した際、島同士の思惑の違いからタンナ島で独立運動(タンナ国、タフェア国独立運動)が起きました。

このころ、タンナ島には19世紀に生まれたジョン・フラム運動と呼ばれる信仰がありました。

南太平洋の島々では、ヨーロッパ人が来航するようになってから、伝染病が持ち込まれて人口が急減しており、伝統社会崩壊の危機に瀕した島民たちは救世主の到来を熱望し、19世紀末から「いつの日か、ご先祖さまが白人に姿を変えて、船にたくさんの物資を満載してやって来るはずだ」という教えが広まりました。

これは積荷信仰(カーゴ・カルト)と呼ばれるもので、それまで見たことも無い文明の利器を持っている白人への畏怖が信仰と化したのだそうです。

第二次世界大戦で、ニューヘブリデス諸島にアメリカ軍が進駐して来ると、タンナ島では積荷信仰がますます盛んになりました。

アメリカ軍はある日突然、大量の物資を船に満載して現れ、その中には自分たちと肌の色が似た黒人兵(ご先祖さま?)も混じっていました。

アメリカ軍を見た島民たちは「やっぱり教えは本当だった!」と仰天し、「アメリカにはジャングルや海では生み出せない、ラジオやジープ、冷蔵庫などの工業製品が作れるジョン・フラムという神がいて、ジョン・フラムはいつか必ずそれらの工業製品を満載した船に乗って島へやって来る」という新たな教えが広まったのだそうです。


その後、1974年にエディンバラ公がエリザベス女王とともにニューヘブリデス諸島を訪問すると、島民は、「イギリスから高貴な人がやって来た」という噂を聞き、海軍の白い制服を着たエジンバラ公を見て、「ジョン・フラムを島へ運んでくる飛行機のパイロットに違いない!」と確信したそうなのです。
そしてエジンバラ公は(ジョン・フラムと兄弟の)神だという、新たな教えが広まることになったようです。


タンナ島にそびえる活火山の神には、2人の息子がいて、1人はアメリカのジョン・フラム、もう1人は海の向こうで白人女性と結婚した…という言い伝えがあったそうですが、それが実はエディンバラ公だったと「解明」されたのだとか…


やがて英語派のバヌアク党主導によるバヌアツの独立が決まると、「選挙で不正があった」と反発したフランス人たちは、ジョン・フラム運動のリーダーと手を組んで反乱を起こし、80年1月にタフェア国の独立を宣言します。
(「タフェア」とは、タンナ島とフツマ島、エロマンガ島、アナトム島、アニワ島の頭文字をつなげたものだそうです)

このとき、反乱勃発にフランス軍はなかなか鎮圧に乗り出そうとせず、5月末になってイギリス軍が上陸します。

イギリス軍は分離独立運動に関与したフランス人をニューカレドニアへ追放する一方で、島民たちを竹槍を抱えたエジンバラ公の御真影で懐柔し、反乱を終息させました。

なぜエジンバラ公と竹槍なのかというと、反乱が起きる前、ジョン・フラム運動の
リーダーは神と崇めるエジンバラ公宛てに竹槍を献上し、そのお返しにエジンバラ公が竹槍を手にした写真を下賜してくれるよう求めていました。

エジンバラ公はいきなり送られてきた竹槍に驚きながらも、律儀にバッキンガム宮殿で竹槍を手に写真を撮影し、島民に渡すようニューヘブリデス諸島の政庁へ送ったそうです。

反乱が起きたとき、ちょうどエジンバラ公から写真が届いたので、イギリス軍は反乱鎮圧にこの「御真影」を利用したそうなのです。
なお現在でもタンナ島ではジョン・フラムやエジンバラ公を崇拝する信仰が続いているとのことでした。

補足:
イギリスのエディンバラ公フィリップ・マウントバッテン殿下は、ギリシャ、デンマーク、ノルウェーの王家であるグリュックスブルク家出身で、ギリシャのコルフ島(ケルキラ島)の生まれです。(1921年6月10日誕生)

公式に定められた基準があるかは判りませんが、やはりイギリスの王族になるには、しかるべき生まれや家柄が求められるのではないでしょうか。


○私の説明では足りない部分があると思うので、こちら(リンク)の記事を読んでください。

『世界飛び地領土研究会』
「消滅した国々:タンナ国・ナグリアメル連邦・タフェア国・ベマラナ共和国」:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/syometsu/vanuatu.html


下の写真は、竹槍を手にしたエジンバラ公の「御真影」を崇める島民の姿です。

調べたのですが、エディンバラ公がバヌアツのタンナ島で神と呼ばれてる理由は、以下のような事件といきさつがあったからだ...

質問した人からのコメント

2010/3/8 00:45:04

驚く スーッキリしました!こんな簡単な言葉では感謝はいいきれないです。ありがとうございます!!!!!本当に嬉しいです。写真もなんだか素敵

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