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日本刀の鍔について 日本刀の鍔で3つほど穴があいている鍔は、1つはハバキに通し...

mag********さん

2010/10/217:35:50

日本刀の鍔について
日本刀の鍔で3つほど穴があいている鍔は、1つはハバキに通してはめるための穴だと思うのですが、
その穴の左右にあるふたつの穴はどのような意味があるのでしょうか。

また、ふたつの穴はどうして左右非対称な場合が多いのでしょう。

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hiz********さん

編集あり2010/10/816:40:03

鍔を表からみて、右の穴を「笄櫃(こうがいひつ)」左を「小柄櫃(こづかひつ)」と呼びます。

真ん中のひし形に近い穴は「中茎穴」とよびます。刀身の中茎を(中子とも書き、ナカゴと呼ぶ柄の部分です。)通し、表裏に切羽という板(一種のワッシャー)を介して、ハバキと柄の縁金具で挟みます。(せっぱつまる。はこれが語源です。)

鍔の向かって右側(差表、指表と言って刀を差した場合の左側)には「笄」を指裏には「小柄」を差しますので、鍔にもその為の「穴」があいております。その形は左右非対称の理由は、笄には写真の左下のもののように先端に耳掻きが付いており、やや外側に出っ張っておりますので、その分が余分に空いております。参考写真の左上の拵えと、左下の笄、右上の鍔をご参照ください。(参考写真の刀装は紀州徳川家伝来のものです。)

笄は元来髪掻きで、烏帽子を冠った場合に差し込んで頭を掻いたり、はみ出た髪を整える理髪の道具です。装飾的な刀装具の意味合いが強いものです。二つに割れていて箸のようになる「割り笄」と言われるものもあります。平安末期の「今昔物語」にも「鞘ヨリカミカキヲ取出テ」と書かれていますので、かなり早い時代より腰刀などに付いていたようです。

小柄とは正式には柄のことで、刃の部分は「穂」とよびます。正式には小柄小刀といわれます。懐紙を切ったり、楊枝を削ったりする小刀です。(参考写真の左下、上段のものです。)
小柄、笄の他にも、馬の鬱血した足の血を抜くための「馬針」と呼ぶ細く鋭い小刀をつける場合もあります。(映画、隠し剣゛鬼の爪゛で最後に主人公が悪家老を刺したのがこれです。)

小柄、笄、目貫(柄巻きの中ほどに入る飾りです。)が揃った意匠のものを「三所物」といいますが、元亀、天正にはすでにありましたので。小柄も古い形のものが室町初期には既に在ったようです。

大刀にも脇差にも「小柄、笄」は付きますが、正装である大小拵えは「裃指し・番指し・殿中指し」などと呼ばれ、大刀に笄、脇差に小柄を付ける場合が多いですが、稀に大小共に小柄、笄の付いたものもあります。揃いでない場合は、大刀のみに付ける場合、脇差のみにつける場合。笄のみつける場合。小柄のみつける場合などいろいろですが、必ず差表に「笄」を「裏」に小柄をつけます。
鍔も両櫃、笄櫃のみ、小柄櫃のみ、両方笄櫃のもの、変形で左右対称のもの(写真の右下のもの)、不要な穴を埋めたもの。無櫃のものなど色々な種類があります。

尚、佩くとは、太刀のように刀身の刃を下にして吊り金具と帯革を使い帯びることをいいます。佩表と差表では表裏が反対となります。太刀には小柄も、笄も使いませんので、太刀鍔には櫃穴はありません。

鍔を表からみて、右の穴を「笄櫃(こうがいひつ)」左を「小柄櫃(こづかひつ)」と呼びます。...

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mim********さん

編集あり2010/10/219:25:53

笄(一本歯の櫛)と
小柄(ペーパーナイフ)を通す為の穴ですね

本当は脇差に納まっているのですが
偶に大刀に納まっているのも見られます

左右非対称なのは
佩表(刃を上向きに帯に差すと体の外に向く面)に笄
佩裏(体に向く面)に小柄が納まるからです

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