お酒を飲めないことは悪いことじゃありません。 昔はそういうことを言っても融通の効かない人が多かったようですが、現代でもここまで飲めないことに理解がない人がいるのか、と文章を読んでいて驚きました。 飲めない人が飲みの席に参加することがどれほど辛いか、飲めないことを非難されるのがどれほど辛いか飲める人には分からないんですよね。 アルコールハラスメントという言葉もある通り、お酒を飲めない人に無理やり飲ませたり、断れない環境を作ることは、嫌がらせです。 人事の方はそれを見越して（？）採用してくれたんでしょうし、そちらに「このように言われて悩んでいます」と正直に相談するのもひとつの手です。労働局に相談するのもひとつの手だと思います。 お酒が飲めないことに負い目を感じてしまっている質問者さんにとって、人に相談することは、また人に迷惑をかけてしまうようで気が引けるかもしれませんが、男性にとっての仕事とは、一生を左右することですし、たとえ「この仕事が合っていない」と言われても、お酒が飲めないくらいで仕事なんて簡単に辞められません。 「人付き合いが重要」と言うなら、お酒の席でしかそういう関係を築けないその上司は、コミュニケーション能力に乏しい人間だと思います。本当に人付き合いが大事なら、あなたとの付き合い方だって大事なはずです。 質問者さんとの会社は「お酒が飲めないと厳しい」とのことですが、実際に働いていてご自身も本当にそう思われますか？ 実際にはお酒の席なんて社内の人間が愚痴をこぼしたり、「昔は良かった」的な話をしてるだけじゃないですか？取引先と飲みに行くにしたって、何か仕事の面で良好な関係を築いたり、信頼してもらったり、取り返すことはできませんか？ 私は、質問者さんにお酒を飲めるようになってほしいとは思いません。むしろ、同じように新人で入ってきて悩む人もたくさんいると思います。そんなときに、「無理に飲まなくてもいいよ」って言ってあげられる上司になってもらいたいです。 お酒が飲めなきゃダメだというその社風、時間はかかるかもしれませんが、質問者さんが変えることはできませんか？ お酒が飲めなくても、上司の空いたグラスを見てビールをついだり、新しい飲み物を頼んだりする気配りは必要だと思いますが、自分が苦手なのに無理して飲む必要はないですよ。 魚が苦手だったり、卵がダメだったり、甘い物が苦手だったり・・・食べ物の好き嫌いなんて誰でも少しはあると思います。お酒だけ許されないなんておかしいですよ。