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東野圭吾さんの「秘密」を読んだのですが、最後の最後で凄く不快な気持ちになりま...

tan********さん

2010/11/2100:44:10

東野圭吾さんの「秘密」を読んだのですが、最後の最後で凄く不快な気持ちになりました。
直子の人格が消えていくというところまでは感動していたのですが、指輪の件で実は直子の人格は生きていたという事ですよね?

だとしたら直子は娘の体を乗っ取り自分だけ新しい人生を謳歌して、一方で山下公園で平介には「ありがとう。さようなら。忘れないでね。」とセリフを残している・・・忘れないでねということは、つまり私の事を忘れないでね=再婚しないでね。という事なんですかね?これでは平介が可愛そう過ぎる気がするのですが・・・直子の真意が分りません。みなさんはどの様に感じましたか?

補足直子の最後の言葉は、ありがとう。さようなら。私は消えるけれど、私のことは忘れてあなたは幸せになってね。だったらしっくりくるのですが・・・直子は利己的すぎます。

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kas********さん

2010/11/2221:19:02

最初から最後まで藻奈美なのだと思います。
藻奈美と直子は親友同士のような母子で何でも話していたのだと思います。
両親の関係に憧れを抱いていた藻奈美は、夫婦でしか知りえない事さえも聞いていたし〈普通の親子に比べかなり異質でしょうが〉恋人同士のような夫婦の姿も日々目にしていたでしょう。
そんな夫婦の形、家族の形を愛していた、母親、父親を愛していたのでしょう。
幼い不安定な年代で生死に関わる突然の事故、愛する母親の死、愛する父親の悲しみ、というショックが重なり合い藻奈美は二重人格症となり直子という別人格を持つ事になった。
「忘れないで」のセリフも(その時点では無意識かもしれませんが)母親を愛する娘だからこそ出たのではないでしょうか。
そして時を経て大人になるにつれて本来の藻奈美に戻っていった。新しい愛を見つけ結婚する時には直子だった時の記憶と一緒に藻奈美の中に融合されていった。
最後に指輪も平介のあごをそっと撫でた〈これは映画のシーンですが〉のも愛しい家族の、そして直子だった記憶の名残りではないでしょうか。
平介は直子が消えて藻奈美になり結婚するまでの数年の間に間違いなく藻奈美なのだという確信を持っていたと思います。一時的に疑念を持ったとしても後々その疑念は消えていくのではないでしょうか。
結婚式では藻奈美の中に直子もいたのだと悟り、新郎に二人分殴らせろと言ったのだと思います。
この解釈だと、表面的に見れば近親相姦スレスレ、ファザコン、精神障害の話しと取られかねませんが、そんな単純で俗物的な見方はしたくありません。
特別な絆、特別な愛情、特別な関係を持つ家族の物語だと思います。
それから、秘密の意味ですが事故から最後まで直子だという解釈の人が多いと思います、憑依して直子のままだったのか、私の考えのように藻奈美なのか、どちらとも取れるのです。本当はどちらなのか読者に対して秘密だという意味なのだと思います。

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dol********さん

2010/11/2701:18:09

わたしは直子が母親として下した選択が「娘の在るべきだった人生を生きること」だったんじゃないかなと思いました。
母親って自分の命よりも子供の命が大切なものなんです。なので娘の人生と自分の人生を天秤にかけた時に娘の人生を選んだんだと思います。なので乗っ取ったという表現は少し厳しすぎるんじゃないかな・・?


平介は確かに辛いと思いますが、感情的に思った事をいってしきりに辛さを訴える彼と自分だけど自分自身ではない葛藤の中、あくまで娘を尊重しつつ平介の辛さも理解して行動しなくてはならない彼女

そう考えたら比べられることじゃないしどちらもそれぞれ絶対的に辛いのだと思います。

直子の最後の言葉は、本来なら事故の時に迎えるはずだったさようならの気持ちと同じような意味なのでは?再婚するな!なんて意味は端からないと思います。文章から見た直子の性格的にもそんなことを言う女性じゃないと思うし、むしろ平介のこれからの自由を祈りながら少しだけ自分の本当の気持ちも口走しってしまったんだと思います。

家族それぞれが事故の後に本当は進むはずだった道を歩みはじめるっていうことなんだと思うな。

m_a********さん

2010/11/2311:58:08

あくまで私個人の意見ですが……『忘れないでね』というのは、おそらくそのまま、文字どおりの意味で、「再婚しないでね」という意味ではないと思います。
「直子は利己的だ」という意見は、少なくとも中盤まではその通りだと思います。偶発的なことにせよ、娘の体を乗っ取った=若返り、ある意味生まれ変わったことで、「人生をやり直そう」としていたようです。が、平介が「お前に普通に生きる権利などない」といったことで、目が覚めたのでしょう。 平介は『直子』という存在に束縛され、再婚することもできない。自分が『直子』であってはいけないのだと考えた結果が、「藻奈美として生きる」ということだったのでしょう。
最後に平介はその「秘密」に気付きました。ですが、「『直子』に縛られることなく、あなたの人生を生きてください」という彼女の真意が伝わっていれば、平介はまた歩きせさることでしょう。

この作品には、色々な解釈があります。読んだ人の性別や年齢によっても、感じ方は変わってくるでしょう。あなたが不快だと感じたのならば、それはそれで一つの解釈でしょう。

sug********さん

2010/11/2206:48:44

小説既読です。

原作は、あくまでも平介目線で描かれています。客観的な真実は明記されていません。

質問者さんが、直子の身勝手と感じるのも、他の回答者さんのように直子の思いやりと感じるのも読み手側の解釈次第だと思います。

様々な秘密の出来事がある中で、最後の真相こそが最大の「秘密」だと思います。

day********さん

2010/11/2116:04:21

この小説は、平介と直子の互いを思う気持ちの深さを読み取れるか否かで、
読後の感想が違うと思います。
平介の視点でのみ語られ、直子の内面描写が一切無いので直子の本当の心情は推測するしかない
というのが、この小説の面白さでもあり、難しさでもあります。

tuk********さん

2010/11/2113:23:50

「さようなら 忘れないでね」
心の片隅でいいという意味で受け止めています。
愛する人と生きてゆけない哀しみを感じました。

愛する人に次の人生を願った、切ない女心に涙します。

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