クリスティアーネという女性を20年間内縁の妻にしてましたが１８０６年入籍しています。 1788年7月、ゲーテのもとにクリスティアーネ・ヴルピウスという23歳になる女性が訪れ、イェーナ大学を出ていた兄の就職の世話を頼んだ。彼女を見初めたゲーテは彼女を恋人にし、後に自身の住居に引き取って内縁の妻とした。 しかし身分違いの恋愛は社交界の憤激の的となりました。1789年には彼女との間に長男アウグストも生まれているが、ゲーテは1806年まで彼女と籍を入れなかった。 ゲーテとクリスティアーネの間にはその後4人の子供が生まれたがいずれも早くに亡くなり、長じたのはアウグスト一人である。 1806年、ナポレオン軍がヴァイマルに侵攻した。この際酔っ払ったフランス兵がゲーテ宅に侵入して狼藉を働いたが、未だ内縁の妻であったクリスティアーネが駐屯していた兵士と力を合わせてゲーテを救った。 ゲーテはその献身的な働きに心を打たれ、20年もの間籍を入れずにいたクリスティアーネと正式に結婚することに決めた。カール・アウグスト公が結婚の保証人となり、式は2人だけで厳かに行なわれた。 1816年、妻クリスティアーネは先立っています。 1821年、ゲーテはマリーエンバートの湯治場でウルリーケ・フォン・レヴェツォーという６０歳も年下の17歳の少女に最後の熱烈な恋をした。1823年にはアウグスト公を通じて求婚するも断られます。 1830年、一人息子アウグストに先立たれる。