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森鴎外の舞姫のあらすじを簡単に誰でもわかるように教えてください

kre********さん

2011/6/314:13:05

森鴎外の舞姫のあらすじを簡単に誰でもわかるように教えてください

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aki********さん

編集あり2011/6/315:56:53

簡単に誰でもわかるようにとはいきませんが、

太田豊太郎は、父を早く失い、母の心の慰みである一人っ子。秀才の誉れ高く、若くして大学法学部を首席で卒業後、某省に入る。官長の覚えよく、ベルリンに留学を命ぜられる。1、2ヶ月でプロシャ役人との公務打ち合わせを済ませ、法学者の講義を聴くことになる。
3年は夢のように過ぎ去る。25歳の豊太郎は、自由な大学の空気を吸って近代的自我に目覚め、単なる機械的な人間として生きてゆくことに疑問を抱く。官長への批判的精神も生まれ、法科の講義をよそに、歴史文学に心を寄せるようになる。その頃、ふとしたことで、踊り子エリスが父の葬式費用に窮しているのを救ったことから、彼女と親しくなる。二人の関係は清廉潔白であるが、留学生仲間の中傷を受け、免職となる。息子の出世を唯一の生き甲斐とする母の諌死もあり、異国で孤独となった豊太郎はエリスとの同棲生活に入る。生活は、親友相沢のはからいで某新聞社の通信員の仕事を得てなんとか凌いでいる。
突然、相沢が天方(あまがた)大臣に随行してベルリンにやってくる。相沢のお陰で、豊太郎は天方大臣のためにドイツ語文書の翻訳を担当する。また、大臣がペテルブルグに出掛ける際には、随行して得意なフランス語を駆使して交渉に大きな役割を果たす。その間、相沢は豊太郎とエリスとの仲を引き離しにかかる。学識才能ある者が一少女の情にかかずらって目的の無い生活を続けてどうするのだと説得され、豊太郎ははずみで相沢にエリスとの関係を絶つと約束する。後で豊太郎は軽率さを悔やむことになる。
ロシアの旅からベルリンに戻ると、エリスは嬉しそうに子を身ごもったことを豊太郎に告げる。
その数日後、大臣から呼び出しを受け、ロシア行きの労をねぎらわれた後、自分と一緒に日本に帰る気持ちはないかと尋ねられる。ドイツ滞留が長いから、こちらに様々な係累がいるかと懸念していたが、相沢からそんなことは一切ないと聞いて安心していると大臣は言葉を続ける。さすがに相沢の言を否定することもできず、もしこのチャンスを逃せば「本国をも失ひ、名誉を挽(ひ)きかへさん道をも絶ち、身はこの広漠たる欧州大都の人の海に葬られんかと思ふ念」が心頭を衝いて起こり、みさおなく承諾してしまう。帰途、罪悪感から豊太郎は錯乱状態となり、服を泥まみれにして、エリスの許に辿り着く。数週間、人事不省の状態が続く。正気づくと、ベッド脇にいるエリスの様子がすっかり変わっている。後で知るのだが、エリスは相沢から豊太郎が帰国を承諾した一切の事情を聞かされ、「我豊太郎ぬし、かくまでに我をば欺き玉ひしか」と叫び、その場に倒れ、暫くして目覚めたときは狂人となっている。エリスの生ける屍(かばね)を抱いて豊太郎は幾度涙を流しただろう。大臣に従い帰国の途に着くとき、相沢に相談し、エリスの母に生計を営むに足る金銭を渡し、哀れな狂女の胎内から子が産まれる折のことも頼む。
そして、「嗚呼(ああ)、相沢謙吉が如き良友は世にまた得がたかるべし。されど我脳裡(のうり)に一点の彼を憎むこころ今日までも残れりけり。」と結ばれる。

難しいと思ったらその個所を補足で指摘してください。わかりやすく書きなおします。

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ID非公開さん

2011/6/318:34:16

明治の半ば、超エリートの秀才太田豊太郎は、官費留学生としてドイツに赴く。意気揚々として着いたベルリンの街は活気にあふれ、豊太郎は自由な大学の空気に触れる。自我に目覚めた彼は、次第に法律よりも文学・歴史に関心を抱くようになる。

ある日、クロステル街の古い教会の前で泣いている金髪の少女(エリス)に出会う。思わず知らず声を掛けた彼は、その少女を家に送って行く。中には白髪で貧苦の跡をひたいに記した媼(彼女の母親)がいた。

「父が死にました。明日はお葬式を出さねばならないけれど、お葬式を出すお金がありません。家には一銭の蓄えもありません。」と彼女が言う。そしてこのままでは彼女の職場(劇場=エリスはヴィクトリア座という劇場第2位の人気の踊り子)の座長のいいなりになるしかない、と涙ながらに訴える。

この急場をしのぐために、豊太郎は懐中時計を差し出し、「これを質屋に持っていってお金を借りなさい」と言う。こうしてエリスを救い、二人の交際が始まるが、日本の留学生仲間からは誹謗・中傷がなされる。誰かがそのことを日本の彼の上司に告げたため、豊太郎は結局免職になってしまう。それを知った彼の母も自ら命を絶ってしまう。そんな激情の中で二人はとうとう離れがたい仲となる。

ある日思いがけないことに、彼の親友相沢謙吉が天方伯に随行してベルリンにやって来る。相沢からの手紙を受け取った豊太郎は、正装をして早速ホテルに向かう。天方伯から翻訳を依頼される。昼食をともにしながら今までの経緯を相沢に話す。最後に相沢は、「その少女との交際を意を決して絶て」と言う。豊太郎は交際を絶つことを約束する。

その後、日が経つごとに天方伯の豊太郎に対する信用は厚くなり、唐突にも「明日ロシアに行くから一緒に行かないか」と誘われ、彼は即座に承諾する。ロシア到着後、きらびやかな宮廷で通訳として豊太郎は大活躍をする。その間も毎日のようにエリスは彼に激しい思いを記した手紙を寄こす。彼女は妊娠していた。毎日産着やおむつを縫っている彼女は、ひたすら豊太郎の帰りを待っているのだった。

新年の朝(元旦)、雪の輝くベルリンに帰った彼はまっすぐエリスの家に行く。エリスの喜びようは言うまでもない。テーブルの上には産着やおむつがうずたかく積まれている。

数日後、ホテルで天方伯にお目にかかった彼は、懇ろに労をねぎらわれた後、「一緒に日本に帰ろう、当地にわずらわしいかかわりがないか相沢に聞いたところ、ないようだから。」と言われる。豊太郎はただちに承諾してしまう。

その帰り道、雪の降りしきる夜、夢遊病者のように歩いたり、ベンチに座ったりして何時間か過ごす。「我は許すべからざる罪人である」と。

帽子をなくし、服も泥と雪に汚れ、ようやくエリスの家にたどり着いた豊太郎は、その場に倒れ、人事不省に陥ってしまう。幾日かたった後、ようやく意識が戻った彼の目には、変わり果てたエリスの姿があった。彼が床に伏せっている間にやってきた相沢が、すべてを彼女に告げたのであった。

彼の裏切りを知ったエリスは「私の豊太郎様、これほどまでに私を欺きなさったのですか!」と一声叫んで倒れる。しばらくして起きあがったときには、もはや正常な状態ではなくなっていた。発狂してしまったのであった。母親が何を与えても投げ飛ばしていた彼女は、おむつを与えられた時だけはそれを顔に押し当て、さめざめと涙を流すのであった。

そんな彼女とおなかの中の子どもを残し、相沢とはからって母親にいくばくかの生活費を与え、豊太郎は帰国の途に着く。

そして今、彼はセイゴンの港に停泊する船の一室にこもってこの文章を書き記している。(これが小説の冒頭になります。)

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