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大型のディーゼルエンジンの排気温度が気筒でばらつきが大きく温度も高く困ってい...

mot********さん

2011/7/217:42:22

大型のディーゼルエンジンの排気温度が気筒でばらつきが大きく温度も高く困っています。噴射弁のタイミングと関係があるのでしょうか。また排気弁のタイミングを調整したようなのですが、それとの関係もありますか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

e60********さん

2011/7/321:05:16

たいへんお困りのこととおもいます。エンジンの情報が少ないので,推定させていただきます。

●排気弁のタイミング調整か?
一般に弁隙間を直して弁周りの発音(異音)を低減します。しかしこの程度では,燃焼室の状態はあまり変わりません。

●排気タイミングが遅くなると?
遅くなると,排気開始タイミングが遅れますので,ピストンが上に上がりにくくなり,この抵抗分,トルクが低下します。
排気終了タイミングも遅くなると,吸気弁が開き始めるタイミングと重なります(=オーバーラップ)。このためEGR量が増え,新気が減るため,酸素量が不足し,不完全燃焼をおこします。またEGRは比熱の高いCO2を含むので,燃焼温度は下がります。こうして排気温度は下がります。

●排気タイミングが早くなると?
早くなると,燃焼室のガス圧力がまだ高いうちに排気弁から逃がすことになるため,やはりトルクが低下します。
排気終了タイミングが早くなり,オーバーラップ量が少なくなり,燃焼は安定します。EGR量が少ないと,比熱の高い三原子分子である二酸化炭素(CO2)の量も減るため,燃焼温度は高くなります。

~ いずれも排気温度に関係していますが,自動車のディーゼルエンジンで,気筒間バラツキがでるくらい温度差があるというのはちょっと考えにくいです

●噴射タイミングが遅くなると?
一般に上死点の15度くらい手前にパイロット噴射(コモンレールのばあい)をおこない,上死点をまたがって燃料を噴射します。このタイミングが遅くなると,着火遅れ期間が長くなり,ゆっくり燃えるようになります。これにより燃焼温度が下がります(=日産のMK燃焼がこれに近い)。

●噴射タイミングが早くなると?
早くなると,着火点が上死点に近づき,燃焼温度が上がります。ただ高負荷になると,ディーゼルノックが起きやすくなります。これは,ディーゼルのインジェクタから多くの燃料が噴射されます。このとき,微細な粒径の燃料が接触し,大きな塊になりやすくなります。これが一気に燃えると,急激な圧力上昇になり,エンジンからキンキンとかガラガラという異音が発生します

●気筒間バラツキは?
おそらく燃料噴射タイミングがばらついているか,インジェクタ汚れにより,気筒間の燃焼状態のバラツキが発生しているとおもわれます。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問した人からのコメント

2011/7/4 17:46:22

降参 ありがとうございました。大変参考になりました。

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