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法律に詳しい方・金融庁関係の方、教えて下さい 銀行の主張は何も間違いが無いの...

kin********さん

2011/8/1322:46:33

法律に詳しい方・金融庁関係の方、教えて下さい
銀行の主張は何も間違いが無いのでしょうか?
地方銀行で、父の預金がその当時一緒に暮らしていた父の妹(叔母)に、預金全額の約9割を叔母名義の通帳に移されました。

内容は、父が亡くなる寸前に証券会社に預けていたお金を銀行に移させ、その日の昼12時頃には父名義の銀行通帳印鑑、叔母名義の通帳を持って行き移したものでした。
(銀行でその日の預金払い戻し請求書と入金書で確認。)

金額は通帳に残っていた額の約9割の800万程
・父名義の通帳と印鑑を持ってきた。
・現金で下ろしたのでは無く、通帳から通帳だった以上の2点の成立で、手続きは何の問題も有りません。との主張でした。

私が不思議なのは
・通帳名義人本人の意思確認は無い
銀行の方が本人に問い合わせる事も中にはあると言われましたが、請求によって本人の意思確認をしたりしなかったり、銀行 が判断する権利をなぜ持っているのでしょうか?
・銀行に委任状と言う物は存在しない
郵便局は100万から委任状が必要だったと思います。金融庁は各金融機関に任せておられるのでしょうか?
預金金額の何割から委任状が必要とか確認必要とか無いのでしょうか?
・父も叔母も本人確認(免許書、保健書等)はされていない
確認の痕跡は何も無く、叔母が何も持って来ていなかったので、払い戻し請求書の裏に、父の名前、住所、電話、生年月 日を書かせ、スラスラ書けたので問題がないと判断したと思うとの事でした。詳しく聞きたいと担当の方を教えて欲しいと言いま したが、教える事は出来ないと各請求書の担当印もマジックで消されていました。
また払い戻し請求書に、代理人妹××様来店、住所、生年月日、筆一致と手書きで書かれていたので、何と一致したのか 聞いても、通帳を作った時の字かな?とはぐらかされます。

叔母は全く返すつもりは無く銀行は叔母に相続の権利が無いので、訴えて返してもらって下さいと言います。
弁護士は金額が掛かりお願い出来ません。警察はグレーは裁かずがあるので訴えても、難しいと言います。またもうすぐ時効です。
叔母は結婚していませんが、妹がいてその人には子供がいます。もう二度と父の遺産は戻りません。
銀行は納得できないなら銀行を訴えたら良いと言います。
ネットで見ていたら、京都で15年に他人が1000万引き出した時本人確認もしていない銀行の勝訴でした。
泥棒に取られない様に預ける銀行でかえって、いとも簡単に泥棒に合うのはなぜでしょうか。預金者は守られ無いのでしょうか?
長くなりすみませんが、教えて下さい。

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fwh********さん

リクエストマッチ

2011/8/1400:23:30

(1)前提
最近、私自身の別の都市銀行の口座から全額を引き出し他の都市銀行の口座に振り込む対応をしてもらおうとしたら、本人なのに、免許証も提示しているのに、暗証番号の確認を求められました。全額ということと、200万円を超える金額だったので、ご協力をお願い致しますと仕方なくその対応に応じました。

これはみずほ銀行での出来事なのですが、その地方銀行も同じくらい厳格な対応でしたら良かったですね。

現在「犯罪による収益の移転防止に関する法律」(正確にはこれの施行令)により200万円を超える引き出し等には本人確認が義務付けられています。それと、例えば三菱UFJ銀行では委任状もしくは代理人届がない他人が預金を引き出す行為などは出来ないとかいてあります。多分これもどこの都市銀行でも同じ対応だと考えます。
http://www.tr.mufg.jp/ippan/tetsuzuki/kakunin.html

もっとも、質問の事件は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」が施行される2008年3月1日より前の「本人確認法」の時代のことかもしれませんので、厳格には上記の例はあてはまらないかと考えます。

警察が動いてくれるかどうかは相談してみないとわかりませんので、この際使えるところはどこもかしこも使うんだという考えで行くべきではないでしょうか。
(2)民法478条
通帳を持参して窓口に来た人は債権の準占有者になります。そして民法478条は以下のように規定しています。債権の準占有者に対してした弁済は、その弁済をした者が善意であり、かつ、過失がなかったときに限り、その効力を有する。

ですので、窓口の人が預金者ではないことを知らずかつ過失がなかった場合に弁済は有効となります。本件ではいかがでしょうか。

(3)判例
盗難通帳を持参した人への本人確認が不十分だったとして銀行の過失を認めた判例が結構あります。以下はそこから抜粋してきたものです。ご近所の図書館に該当する本があるときは、その本をコピーして一読されることをお勧めします。

①大阪地方裁判所平成16年(ワ)第1787号平成17年11月4日判決
平成17年11月4日を使用した預金の払戻しについて、窓口担当者に過失があったとして、民法四七八条の債権の準占有者に対する弁済に当たらないとされた事例

【掲載誌】 判例時報1934号77頁

②福岡地方裁判所平成14年(ワ)第3041号平成17年6月3日判決
盗難通帳と偽造印を用いた銀行預金の不正払戻しについて、銀行側に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての免責が認められなかった事例

【掲載誌】 判例タイムズ1216号198頁

③大阪高等裁判所平成19年(ネ)第1915号平成20年2月28日判決
法人顧客の大口取引については来店者の本人確認などを行う旨が記載されたパンフレットを作成・配布していた銀行が、通帳(法人)による多額の普通預金の払戻しに当たり本人確認の手続をとらなかった場合において、銀行側に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての免責が認められなかった事例

【掲載誌】 判例時報2008号94頁

(4)検討
(3)③の判例は法人についてですが、その地方銀行にもポスターに本人確認のことが掲示されていませんか。そうした場合はその地方銀行にも本人確認についてより厳格に対応することが求められることになります。

また①や②の事件は「本人確認法」当時の事件ですが、それでも銀行の責任を認めています。もっとも本件では厳格には①~③の判例と異なりまったく無関係ではない人が持ち出したわけではないので、どこまで、①~③の判例の射程が及ぶかはわかりません。しかし、本人ではないことは明らかですし、委任状を持っていたわけでもないことも明らかなので、責任追及は可能だと考えます。

不法行為責任を追求できるのは損害および加害者を知ってから3年なので、叔母への責任追及はできないかもしれませんが、銀行とは消費寄託契約に基づく債務不履行責任を追求できます。こちらの時効は10年なので、まだ余裕があるのでは。

相談だけなら無料で対応してくるところもあるので、一度法テラスや地元自治体や弁護士会が主催している無料法律相談などにご相談してみてはいかがですか。


法テラス
http://www.houterasu.or.jp/

質問した人からのコメント

2011/8/18 23:29:34

降参 とても沢山の判例を添え、詳しく解説頂き有難うございます。
通帳を動かされたのは、ちょうど3年ですが、分かったのは半年以上経ってからです。
銀行に対しては10年との事で、日常の事より先に解決すべきなのかなと、あせる気持ちが楽になりました。
挙げて頂いた判例を見ながら、少しづつ解決していきたいと思います。
有難うございました。

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ベストアンサー以外の回答

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ror********さん

2011/8/1401:46:36

とりあえず その預金の流れは把握しているようなので
その口座が いわゆる同居の身内による借名口座でないのを
確実に確認して・・弁護士さんと相談したほうがよいかな。

相手の主張(および処理)はそのあたりだから。 以上

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