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建築工事の設計意図について

nis********さん

2012/1/2617:18:03

建築工事の設計意図について

建築工事の施工段階において、通常の工事監理業務とは別に設計者が「設計意図を施工者に伝える業務」が必要であると言われますが、そもそも設計意図とは具体的にどのようなものですか?いまいちイメージができません。わかりやすい例などがあればご教示ください。

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gsx********さん

編集あり2012/1/2618:15:58

建築士です。

質問者様が仰る、「設計意図伝達業務」も何回もこなしました。

なんか理想論だけ述べて、何も判ってないエセカテマスがいますが、彼のことは無視しときましょう。
エセカテマスの言うとおりなら、この世に「設計意図伝達業務」が存在してるはずが無いですよね・・・

元来の設計→工事監理の流れの中には、、「設計意図伝達業務」なんて業務も概念も存在しませんでした。

20年ほど昔、建設省(今の国土交通省)が、ムリヤリ考え出した概念です。

元来、建築業界では、「設計者・若しくは設計者がいる会社がそのまま工事監理をする」のが普通でした。
少し考えれば分りますが、建築設計というのは複雑で、デザイン的要素や図面に表すことができないコンセプチャルな要素もあるので、設計をした本人・図面を引いた本人が工事監理をするのが、最も設計の狙い通りの建物が出来るのです。

しかし、建設省は、何を勘違いしたのか、土木建築(ダム・道路・河川工事等)のやり方を、建築業界にも取り入れようと考え、「第三者監理」という、トンデモない方法を指導しだしたのです。

つまり、設計者とは全く関係無い監理者に工事監理をさせる、ということです。

現場は大混乱でした。

設計段階でしか分からない、判断できない事柄が続出、設計内容が分からない管理者は大混乱、結果、出来上がった建物はちぐはぐでトンチンカン・・・

結果、「やっぱり現場段階でも設計者の出番は必要だ」と、初めから分かり切っている事が再認識されたのです。
しかし、プライドがある国が一度決めた「第三者監理」を、今更やめるのはカッコ悪い・・・
と、言う事で、国がムリヤリ捻り出したのが「設計意図伝達業務」です。

「工事監理」とは別に、「設計意図伝達業務」という業務を新たに作り、設計者を現場に引っ張り出す事にしたのです。

「設計意図伝達業務」の業務内容は、現場によりバラバラですよ。
だって、もともと無かった業務形態なんですから、施主の胸先三寸で、如何様にもなる訳です。
(ここ5年ほどで、やっと内容が落ち着いてきた感じはありますが)

一応よく言われるのが
①内外装の色や品番を決める
②重要な施工図の内容チェック(特にデザイン面)
③現場で生じた変更事項の対応
④建物完成までの役所協議
等ですね。

最後に、「第三者監理」があればこその「設計意図伝達業務」ですから、旧来のやり方のように「設計者=工事監理者」の場合は、「設計意図伝達業務」は必要ありませんよ。
現在でも、公共工事じゃない、普通の民間工事は、殆どがこちらのやり方で進んでいます。いかに国が考える事がトンチンカンなのか、良く判る一例ですよね。

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cos********さん

編集あり2012/1/2622:55:20

基本的には、設計図書(図面+仕様書)に、すべての設計意図は盛り込まれているはずで、その図書以外に、何らかの説明なり、書類があることはない。
学生の設計やコンペ等では、設計意図の説明が求められることもあるが、それは特殊なケースである。
プロどおし、あるいは契約関係書類には、設計図書以外は必要ありませんm(__)m

【追記】
未熟な回答者が、未熟な設計を擁護し、「通常の図面グレード」を理想呼ばわりしていますので、追記しておきます。
建設省いうところの、設計意図伝達業務は、以下のように例示されています。
①質疑応答
これは、もちろん、理解不能な図面の場合に、施工者が設計者に問い合わせるものですから、その必要があれば、設計者は無償でも応答します。
というか、官公庁工事の場合、一種の礼儀で質問をあげてきますが、それは単に証拠を残すためであって、実質的には設計意図に関する質問や、あるいは、設計不備に対する質問が出てくることは、ありません。
大部分は、「○○の代わりに△△のメーカー同等品でよろしいでしょうか?」と言った程度の毒にも薬にもならない質疑ばっかりです。「貴見の通り」とハンコを押して返すだけの業務です┏(・_・)┛
仮に、図面の不備をつつかれでもしたら、それは設計者の大恥で、1週間は飯がまずいくらいのものです。少なくとも3年生以上の設計者では、実質的な質疑が来ないように図面を書きますよ。
②施工図等を作成するのに必要となる説明図及びデザイン詳細図。。。
未熟者は、このあたりを書いたこともないし、言われても書けないから、施工者に改めて説明する必要があるのでしょうが、この中身は、次の③の内容として例示されており、我々は必ず書いているものばかりです。
③施工図等の確認(以下のものを例示)
・型枠割付図
・ALC,タイル等の割付図
・その他施工図全般(略)
施工図が出てきたら検査するのは、当たり前、というか、監理業務の一部なのですが、まあ、それはおいといて、実際に例示されている「施工図を書くために説明が必要とされている図面」を見てみましょう。
結論を言えば、型枠割付図も、ALC,タイル等の割付図も、設計者が書かなければならない図面です(o_ _)ノ彡☆
例えば、打放コンクリートで、型枠の割付けをしないで、どうやって意図したデザインができるのでしょうか?
もし、そういう未熟者がいたとしたら、(実際、多いのですが)それでは、設計者失格です。そも、打放を採用してはいけません。
打放の場合なら、セパ穴の本数・位置まで指定しなければなりませんよ。
ALCやタイルの割付も同様です。
いったい、ALCの割付けをしないで、どうして外部開口部の位置やサイズが決まるのでしょうか?
タイルでも同じです。タイルや天井の仕上げの割付けをしないで、どうやって設備器具などの位置を決めるのでしょうか?
設備メーカーまかせのデザイナーですか?

確かに、施工図レベルの図面を書かない、書けない設計事務所もたくさんあります。未熟な設計者達には、自分達の職能外だと誤解しているものもいる始末です。しかし、それでは、空間のデザインなど決して出来ません。
事務所の方も、そういうグレードを求めなくなりました。松平坂の設計部長は10年以上、便所タイルの割付ばっかりをさせられた、と述懐してましたが、最近はそういう教育は出来ないとも嘆いておりました。
設計報酬が少ないから、というのがその言訳です。
しかし、それは、要するに、設計における手抜きです(o_ _)ノ彡☆
自らが手抜きしておいて、施工者の手抜きが監理できるはずがないではありませんか・・・o┤´Д`├o
デザインに必要な事柄を施工者任せにしておいて、設計者先生などと嘯いているのは、職能の放棄です。。。

繰り返しになりますが、設計意図の説明が改めて必要なのは、設計密度が低すぎて、施工者におんぶに抱っこしている未熟な設計者だけです(o_ _)ノ彡☆

なお、参考までに、建設省のいう、説明業務の範囲を掲げておきますhttp://www.pref.fukushima.jp/kikakugijutsu/gijutsukanri/gijyutu02/2...
しかし、法律がそうなっているからそれに従う、なんて発想で仕事をする様では、設計屋の資格はありません<(_ _)>

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