先妻の森宮 希実代です。 離婚前から 聖応育英会役員をしていて、離婚後もそのまま続けています。 たぶん有能なのでしょう。 又、今現在唯一の跡取り息子をもうけてもいます。 日向家の方がたは、この先妻を気に入っていたのでしょう。 それを敏雄は、圭子が妊娠したことの責任をとり、家族を説得して後妻にしたらしいです。 でも日向家の感覚はちょっと変わっていて、まず事業が第一のようです。 圭子が流産した時も、跡取りは先妻の子がいるからいいのよ、といって先妻の子を可愛がっていました。 先妻が家族みたいに同席するのは普通の感覚では大いにおかしいですが、あの家の感覚では、事業の役員として同席していてもおかしくはないんでしょう。 なにより、跡取りの産みの母なんですから。 このおかしな無神経な日向家のあり方を目の当たりにして憤慨し、かた身の狭い想いをしている妹を助けようと優佳ねえさんは立ち上がったのでした。 妹が子供に拘るのは、単に子供が好きなだけではないんです。 あの家の跡取りを産んで、自分のゆるぎない立場を築き（勝ち組人生）安泰に暮らす為でもあるんです。 質問者さんはいいところに気づかれましたね。 圭子が跡取りを産めば、たとえ長男であっても離婚した妻の子である我が子も自分も立場は弱くなります。 大奥なら一服もるところですね。 もるのか～？