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島根半島に十六島と書いて「うっぷるい」と読む地名があります。これは朝鮮語の「...

tampopo_okayamaさん

2006/7/2508:15:46

島根半島に十六島と書いて「うっぷるい」と読む地名があります。これは朝鮮語の「ウルピロイ(巨大な岩)」が変化したものという説がありますが、本当でしょうか。朝鮮語が母語の人に尋ねると「大きい岩」は「クンスン」というような発音で、まったく別のことばのような印象があります。よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

miestastaniさん

編集あり2006/7/2604:16:25

「巨大な岩」は根拠のない俗説です。俗説は一人歩きして、ネットにはあふれています。チャンポンがオランダ語だとか(そんな単語ない)。

朝鮮語説でもう少しまともな説を参考URLに見つけました。韓国の地名研究のサイトです。ハングルが読めるなら、「於豆」でサイト内検索するとその個所が出てきます。和訳しておくと

「平田市の河口の港に出ると、奇妙な地名「於豆振(オズフルイ)」浦に出てくる。「ウップルイ」は明らかな韓国語で、オ(ウ)は「至高、最高」、ズは「~の」、プルは「村」、イは意味のない接尾語で、「最高の村、よい村」という意味である」

於豆振(おずふれ、おつふり)は出雲風土記にある名でウップルイの古形だとされている形ですね。

しかし、引用した韓国サイトのように、プルを韓国語「村」と解釈するなら、日本語朝鮮語共通の古語で「ふれ=村」とも解釈できます。そうすると、「おづ」は、無理に朝鮮語で理解するより、十六島の湾の奥にある「小津」だと理解するほうが自然です。

「小津」は文字通り「小さな津=港」で、昔は「こづ」とも発音しました。出雲風土記にある「許豆」という別表記から、「おづ=こづ」は日本語の可能性が高いです。(小川=こがわ=おがわ、のように、小さいの意味の「お=こ」は交替する)。

私の想像では、十六島湾が古代に「小津」と呼ばれ、その中心地の集落(神社の多い今の小津地区か?)が「小津振(おづふれ)」と呼ばれたのだと思います。飛鳥時代の発音では Odupure です。
Odupure > Udupure > Uppurui
は無理な音変化ではありません。

アイヌ語説、ポリネシア語説、巨大岩の朝鮮語説より確かなはずでず。こじつければ英語でも解釈できますから(英語 odd pure ruin 奇妙で純粋な廃墟、とか)。

「十六島」の漢字表記は、実際には島じゃないので、何らかの神話に基づくものでしょう。島には、領域・地区の意味もあります。
http://www.cheramia.net/board/view.php?id=bbs2&page=1&page_num=15&s...

質問した人からのコメント

2006/7/27 15:22:28

説得力のあるご回答ありがとうございます。語源を確定するのは不可能かも…とも思います。現地は今も私有地で立ち入り禁止なので「島」は確かに領域(縄張り?)の意味かもしれません。

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