散発屋さんの店の前にある 赤と青の斜めストライプでくるくる回ってる物はなんという名前ですか?また、ど
散発屋さんの店の前にある 赤と青の斜めストライプでくるくる回ってる物はなんという名前ですか?また、ど 散発屋さんの店の前にある 赤と青の斜めストライプでくるくる回ってる物はなんという名前ですか?また、どういう意味があるのですが?
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ベストアンサー
三色ねじり棒(看板)の赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表し、1540年頃、パリの外科医メヤーナキールが創案し、彼の医院の看板に用いたのが始まりです。その後、理髪店でも用いる様になり、日本では東京 常磐橋の側に在った、「西洋風髪剪所(かみはさみしょ、経営は川名浪吉さん)」で、明治4年に用いたのが最初です。 ところで、BARBER(バーバー)とは、12世紀頃に出現された外科医を兼ねた理髪師さんの事で、当時のヨーロッパの教会の僧侶は、大昔の使徒にあやかって顎髭(あごひげ)をボウボウに生やしていましたが、余りにも見苦しいので、1092年ローマ法王が、「僧侶は髭を綺麗に剃ること」と法令をお出しになり、その結果、僧院や教会で理髪師を雇って髭を剃りました。また、当時の僧院では僧侶に医者を兼ねた人が多くいて、彼らは外科の手術もやつていましたが、1163年「教会は流血を忌む」と言う趣旨の法令が出て、外科手術を教会外で医学僧から教育を受けた理容師が行う様になりました。 そして以後は、理容師の親方が弟子に伝え、オデキの膿(うみ)の切開、脱臼(だっきゅう)、骨折治療、手足の切断、抜歯(ばっし)、蛭(ひる)を用いた高血圧の治療等を行いました。もちろん大学で教育を受けた医者もいましたが、それは僅かで、彼らは「長服の外科医」と呼ばれ、理髪師の「短服の外科医」とは区別されていました。 その後、「長服の外科医」が増え、理髪師さんは散髪だけをやる様になりました。なお、メヤーナキールは「長服の外科医」で、彼の考案した「三色ねじり棒」が理髪師の「短服の外科医」にも広まり、外科を止められた後も、理容師の看板で「三色ねじり棒」は残り、現在でも床屋さんの看板として使用されています。
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質問者からのお礼コメント
へぇ~、とってもためになりました。ありがとうございました。
お礼日時:2006/8/2 14:42