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小児科医の過重労働について国はどのような政策を行っていますか?よくわからない...

thu********さん

2012/7/1514:46:54

小児科医の過重労働について国はどのような政策を行っていますか?よくわからないのですが診療報酬改定もその1つなのですか?教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ひぽ吉さん

2012/7/1719:39:53

小児科医の過重労働と診療報酬改定は別物ととらえてください。
ご存知だとは思いますが、診療報酬は商品に値段がついているように、私たち医療者が提供する技術やそれに伴う医療材料、薬剤などの値段を点数化したものです。最近はDPCといって診断分類で診療報酬がとれるものもあり、総合病院など大きな病院はほどんとこれを用いていると思います。マクドナルドで言えば、てりやきマックセットみたいにセットかされたみたいな報酬です。(セットかされているからといって、値段がやすくなっているというわけではありません。)DPC導入までは、『無料提供』といっても良いぐらい、診療材料が報酬としてとれなかったり、サービス的な医療が多かったです。忙しい割にはお金が儲からないといった感じです。DPC導入後はセット化された料金なので、ある程度は料金がとれるようになっていると思います。

次に、小児科医の過重労働は今でも問題になっています。まず、その原因としては

①小児科医を目指す人が少ない
小児科医と産婦人科医は【訴訟問題】に巻き込まれることが、他の科とくらべると大変多く、なり手が少ないのです。小児科は子供だけでなく両親とのやり取りもありますし、将来を担った人たちをぜったいに助けないといけない!という使命がありますし、成長を地道に待ってやる医療も含まれていますし、言葉で表現でいない人たちを相手に診断するわけですからストレスもかなり多い分野です。毎日、家にも帰らずに子供たちに張り付いて診ても、結果が出ないと訴えられる・・・・なんてこともありますしね。子供が成長し、病気が治癒して帰っていく姿を見る反面、そんなリスクを抱えた大変な部門だと思います。頑張った割りに、満足感がないと思うこともあります。

②小児科医がいない
①のように、小児科医になる人がいない=今も小児科医が不足している
そうすると、診療時間は必然的に増えてきます。小児科病棟、NICU当直、救急外来の呼び出しなどなど。ひどいときには週に3回も当直がまわってくる事があります。それに重症を抱えていたら、病院がお家となります(笑)
特に地方の病院では小児科医不足が切実な問題で、専門医がいない病院は大学病院などの専門医がいる病院から、アルバイトに来てもらって、診療をおこなっている病院もあります。島で孤立した地域や、山間部などでも長期出張というかたちで勤務したり、高速で車を走らせ、となりの県までアルバイトなんてこともありました。重症が常に来る病院ではスキルアップができるので、中央の病院に研修医も含めて医師が集まってしまうので、地方は閑古鳥です。

最近は小児科医を目指すという研修医がいたら、本当に貴重な存在です。ですから、とても可愛がられますし、基本的に怒るなと言われています。医者不足の病院では小児科の部長みずから、人材収集にお願いに行ったりするところもあるぐらいですから、本当に切実ですね。ここ数年でもあまり状況は変わっていない印象です。若い先生がたくさん来ても、重症がアドバイスなしで一人で見れるようになるには時間がかかりますしね。数があっても質が必要ということです。

少子化も進んであまり儲からない科ですが、これから未来を支える子供たちにとっては必要な科でもあるので、繁栄して欲しいなぁと、ずっと願っています。

質問した人からのコメント

2012/7/22 15:35:23

詳しく教えていただいてとても助かりました!ありがとうございます。

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