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インフレにともなう円安は円の実質価値の減価を伴わないので、日本製品の輸出を促...

huj********さん

2012/9/319:56:18

インフレにともなう円安は円の実質価値の減価を伴わないので、日本製品の輸出を促進する効果を持たない…

ことについて先日この場で教えていただいたものですが、たびたびすみません、また興味深いご意見を別の角度からいただきました。

前回いただいた回答を参照すると…


1ドル100円のとき、
国内販売価格が100円のものは1ドルで売れる。
(送料とかは無視)

1ドル120円になれば
100円のものは
0.83ドルで売れる。他国の同製品の価格に
変化がなければ、輸出競争力がつく。

でも、国内販売価格が120円の上昇してたら、
結局1ドルでしか売れない。元通り。

…ということでして、私は理屈としてはこれで納得していました。インフレの速度と為替変動の速度とかで若干ズレが出るくらいかな…と思っていたんですが。

そこで今回は、

輸出に回る品物は、インフレ圧力を受けにくい。

なぜならデフレ状況では、余剰生産能力があるのに加えて、
給料(つまり人件費)は、遅れて上がってくるから…という話を聞きました。

具体的には、先の100円の商品の話とは数字が変わりますけど、

1ドル=100円の状況下で、100円の原料と100円の賃金で200円になる商品を2ドルで輸出していました。

そこでインフレで100円の原料が120円になり、合わせて1ドル=120円になったとき、国内価格が240円になれば輸出価格は2ドルで変化なし、となるんですが、賃金はなかなか上がらないので、100円のままだと言うんです。

それで国内価格は220円となり、1ドル=120円だから輸出価格は1.83ドル、輸出に有利になると言うのです。

これは現実経済を見たとき、妥当な意見なのでしょうか?それとも経済に通じている人の間では、ごく想定内のズレのようなものですかね?

ちなみにこの説を教えてくれた人は、日銀が国債を直接引き受けたときに生じる円安圧力などは何の心配も要らない、と述べていました…私はこれは言いすぎじゃないか?と思ったのですが…

どうでしょう?輸出に回る品物は円安圧力を受けにくい、というのは妥当性のある意見なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ric********さん

2012/9/419:19:25

後から方から聴いた話というのは、
ご質問にある数値例をよく見れば分かりますが、
結局、単に、
インフレ率より、為替が減価する速度のほうが速ければ
その期間中、
輸出ドライブがかかる、とおっしゃっているだけです。
それは、誰も否定しないでしょう。
ただ、それは、「インフレに伴う為替レートの変化」の効果とは
ぜんぜん別の話です。

逆に、インフレ率の変化のほうが
為替レートの変化より早ければ、
輸出競争力はそがれてしまいます。

その方は、労賃の変化が製品価格の変化に後れを取る
とかおっしゃっていた、とのことですが(それ自体は正しい)、
もう一度、よく、ご質問に書かれているご自身の数値例をご覧ください。
問題は、賃金がどうのこうのではないです。
単に、どういうわけか分からないけど、
為替レートの変化が、
インフレ率に沿ってではなく、
材料価格の上昇率にそって変化している、
その結果、製品価格の上昇率のほうが
為替レートの変化に遅れをとっている、
その為、輸出ドライブがかかる、
そういっているだけです。
材料価格の上昇率を「インフレ率」とし、
為替レートの変化率が、その「インフレ率」(実際は
材料価格の上昇率)に合わせて変化すれば、
物価上昇率(輸出部門だけ?の)より、
為替の変化のほうが先行することになりますから、
それは、輸出に有利に働くでしょう。
けど何で、為替レートが「インフレ率(=材料価格
上昇率)」にだけ合わせて変化するのでしょうか。
ポイントは、
実際のインフレ率(材料価格の上昇率のことではない)より
為替の変化のほうが先行する、ということを示すことであり、
それが示せれば、賃金云々はどうでもいいことです。
ですが、肝心のこの点についての説明は
ある様には思えません。

現実経済を見たとき、ですが、
これは、はっきり言って、どちらもあんまり意味ないです。
為替レートの実際の変化は、
国内外のフローに従うよりは、
資本取引の影響のほうがよっぽど強いのです。
インフレ政策の結果、
たとえば、海外との間に金利差が生じ、
その結果、資本流出があれば、為替レートが減価し、
(実際の物価水準がどうあろうと)
輸出が有利になる、ということはありえます。
しかし、実際にはそのほかにも
資本移動に影響を与える要因は多く、
簡単にはいえません。
ただ、純粋に、物価水準の全般的上昇
という、インフレの意味を考えたとき、
為替レートに与える効果を考慮しても、
輸出促進効果は無いよ、とはいえます。

質問した人からのコメント

2012/9/10 00:02:13

降参 なるほど、その話を教えてくれた方は、人件費が為替に連動しないことがポイント、と話されてましたが、それとも違う話ですよね?為替の変化の方が先行する?例えば私の220円の商品の例で、1ドル=110円だと2ドルのままです。変化率でいくらでも変わると言うことですよね?違ったら、やりにくいかもしれませんが、別質問のついでに教えていただけませんか…?

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

sha********さん

2012/9/322:41:26

妥当な意見だと思います。
妥当な意見なのですが、あくまでも、国内で生産している場合に、賃金上昇による生産コストの上乗せが、インフレ率程じゃないよ。と言う話です。
海外生産分、あるいは、海外での部品生産分は、賃金上昇を差し引いて、賃金が上昇しなかったとしても、円安分、支払い賃金は上がるのです。
良い例が、1995年から1998年にかけての大幅な円安で、最初の1996年までは輸出企業の業績が上がって、株価も高くなりましたが、それから1998年にかけて、円安は進んだものの海外に出ている輸出企業の倒産が相次ぎ、日経平均株価も、1996年を天井に1998年まで下がっています。
インフレと言うのは、物の価値が上がってお金の価値が下がる状態の事なので、為替で言うと、日本が他国よりインフレになると、円安になります。
で、純粋な輸出企業(原料を国内で調達して、製品を海外に輸出する)にとっては、円安になればなる程、価格競争力が付きます。
あるいは、円安による原料の調達コストの上昇以上に、製品の付加価値があるものについても、メリットがあります。
しかしながら、現状、長く続いた円高によって、生産拠点の多くを海外に持つ企業も多いし、それによって、企業は円高デメリットに対応して来たのです。
その場合、例え、最終生産品を国内で作っているとしても、国内のインフレによる円安と言うのは、必ずしも企業利益の拡大には繋がらないのです。
だから、円安は、多分最初の1年位は好感されると思います。
それからは、しばらくは弊害が出て来るでしょう。
例えば、それで、海外に出ている企業が、国内に生産拠点を戻したとして、本当に円安メリットを享受出来るには、時間がかかりますね。
あと、インフレ率と、円安は必ずしも等価で連動するわけではありません。
あくまでも、こうなると、こうなるでしょ?って、教科書的なお話だと思います。
インフレ率と為替水準を公式に出来たら、ノーベル賞ものだ。
そこら辺りを、色んな議論でもって、自分が納得出来るまで追求したとしても、何の意味もない。
だって、インフレ率と為替相場には関連性はあっても公式はない訳で、その上、日本の輸出企業ったって、輸出企業か輸入企業かって区分がない訳で、企業は常に利益を最大化させるべく、海外にも出るし、国内でも事業をする訳で。。。
それを理解するには、凄く凄く多方面の影響を考えないといけないと思います。
単純に従えようとする事自体無理だと思いますが、妥当な意見ばかりで、その通りなのです。

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