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【当座貸越】について質問です。 長年経理担当をしていた方の後任で担当する事に...

h13********さん

2012/9/2116:37:54

【当座貸越】について質問です。
長年経理担当をしていた方の後任で担当する事になりました。
不慣れな資金繰は不安があり、小さい会社なので有り余る程の現金はありません。
万が一に備え当座貸越の契約を検討中です。

何行かの銀行との交渉の中で、ある銀行からは【当座貸越】より【手形貸付】を勧められました。
【当座貸越】との違いは印紙代がかかるだけですと言われるのですが、よく分かりません。
その銀行側の本音としては、【当座貸越】より【手形貸付】を勧めたいだけなのでしょうか?
当方としては、保険的な資金として準備したいと考えており、銀行が勧める【手形貸付】となれば、
すぐに必要のない資金を即借入することになるのではないのでしょうか?
銀行側の本音が分かる方、借入金に詳しい方、よろしくお願い致します。

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mts********さん

2012/9/2117:35:19

銀行の当座貸越には、2通りの商品があります。

1、事前に銀行と「当座貸越限度」を設定し、その限度内であれば反復して「貸越(貴社の借越)」が出来る「借入金」取引です。
例えば、100万円の限度の場合、
当座勘定口座に預金残高が「0(ゼロ)」で、小切手で100万円決済した場合,貸越金額は100万円で口座残高は「-1,000,000円」で表示されます。翌日、回収金50万円を口座に入金したら自動的に50万円が返済に充当され貸越残高は「-500,000円」、さらに翌々日80万円を入金したら貸越残高50万円は完済となり、口座の残高は「+300,000円」となります。
つまり、借入者から見れば、まさに必要な時に必要な資金を調達でき、さらに入金があれば口座へ入金するだけで自動的に入金分が自動返済される(借入金の返済)ので、無駄な利息負担もなく、効率的な借入手法であるということが言えます。上記のような場合、貸越利息は貸越残高に応じて日割りで計算されます。

2.当座貸越契約なのですが、貸越(借入)する場合、当座預金口座とは別の「貸越専用口座」を設けて、銀行の所定の借入申込書に金額、支払期日、貴社の社名判・印鑑を押印し、その金額を「専用の貸越口座」から借り入れる取引です。従って、預金口座とは別なので、100万円貸越しいたら、支払期日まで専用口座の貸越残高は「-1,000,000円」のまま変動しません。しかも、1の貸越と違って、あらかじめ「返済期日」が決まっており、上記の1のように、入金時に自動返済されるのではなく、期日に一括返済する借入金です。
言ってみれば、「手形貸付」と同じように、借入日から支払期日までの利息を一括で払いますので、資金に余裕があっても返済できません。
手形貸付と違うのは、借入時に銀行へ「借入手形」を差し入れない(手形は不要)ので、手形の印紙代がかからないということです。

銀行は、1の当座貸越だと、返済が借入者の任意で、しかも入金の都度自動的に返済金に充当されるため、当座勘定口座の預金残高は、貸越が残っている間は、預金残高はゼロ」のままですし、利息も貸越残高に応じて日割り計算となるため、銀行としては「うまみがない貸出金」になることから、最近では殆ど2の専用口座方式の貸越で対応しています。
つまり、1の貸越では預金残高は貸越期間中はゼロのままで、貸出利息も貸越残高に応じた日割り計算の利息しか入りませんが、
2の専用口座方式の貸越(手形貸付も同じ)の場合だと、預金残高と貸出(貸越)は別の口座になるので、預金残高はプラスで残高にあり、貸越金額(貸出金)も、元金そのまま期日まで残るので、銀行側では、「無利息の当座預金の資金が運用できる」ことと、「貸出金の利息が元金は変動せず期日までの利息が入る」メリットがあるので、1に比べると有利なのです。

貴社に銀行が勧めたのは、1の貸越は「うまみがない」し、2の専用口座方式の貸越は手形の無い「手形貸付」と同じ仕組みの「貸越」なので、面倒くさいから、通常の「手形貸付」を進めているのだと思います。

質問した人からのコメント

2012/9/28 13:29:00

丁寧な解説ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

kun********さん

2012/9/2116:58:49

お疲れ様です。

銀行は、当座貸越は融資方法(商業手形割引、手形貸付、証書貸付、当座貸越)で最も避けたい融資だと思います。
また、審査も厳しくなっています。

当座貸越は、融資先企業の主導で借入・返済を決められるので、
借りっぱなしで返済をしないということも可能となります。
銀行にとっては、リスクの高い融資方法ですね。

【手形貸付】を勧めるのは、その為だと思います。

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