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日本神話で「ほと」を突いて死ぬ女が何人かいましたが、 古代には本当にそんな死...

nagoyakinshachi1936さん

2012/10/811:48:36

日本神話で「ほと」を突いて死ぬ女が何人かいましたが、
古代には本当にそんな死に方があったんですか?
どんな意味があるのでしょう

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ベストアンサーに選ばれた回答

2012/10/1119:54:50

「ホトを箸で突いて死んだ」という伝承はまったくの誤情報です。この謎を解くには、箸墓古墳の主が存命だった頃の、纏向遺跡の地域の信仰形態を正しく見極めることがまず必要でしょう。

纏向型祭祀について研究なさっている方々は、高句麗国の東盟祭と共通性が高い、隧穴信仰だったことを明らかにしてきました。土坑の中に祭祀に用いられたものをそのまま捨て置く風習があったので、どのような祭祀が行われていたか、推理しやすいのです。分かってきたのは、現在の新嘗祭の原型となるものだった、ということです。高句麗国から伝来した日の巫女の王(斎王)の神道と姫姓を受け継ぐ当家では、今も東盟祭を非公開神事として行っています。私達社家の者の視点からも、纏向型祭祀は東盟祭と同じタイプのものだったと感じます。

一つ、絶対に見落としてはならないのは、丸木橋も丸い木の棒だから、昔は箸と呼ばれていたことです。食事のときに使う箸でホトを突いたと、現代人の常識感覚で判断するのは、間違いのモトです。高句麗でも大和の地でも、隧穴を豊穣を司る大地母神(現在の豊受大神)のホトに見立てて、これを隧神の男性のシンボルを象徴する箸(丸い木の棒)で突く神事が行われていました。ところが時代が下ってくると、しだいに現代の新嘗祭に近い豊穣祭の姿に移り変わって行ったため、「ホトを箸で突く」のが、翌年の多産(五穀豊穣)を祈願して行う神事だったことが、分からなくなっていってしまったらしいのです。昔の皇室神道は、巫女が託宣することを中心とした、女性継承の巫女神道でした。ところが、中国の影響で男性上位の発想が生まれた結果、男性が神前で神を敬う所作を行う祭祀が中心の神道へと変化していき、かろうじて斎宮制度は残ったものの、他の巫女達は祭祀の中心から排除されていったのです。その過程で、ホトを突く神事の意味も見失われていったと思われます。特に大きな意味を持っていたのは、宮中から天照大神と倭大国魂神の二柱の神が追い出されて、伊勢神宮の内宮と外宮に落ち着くまでのかなり長い間、各地をたらい回しにされた一件に象徴される、一大宗教改革です。これによって、宮中の祭祀の形態が大きく変わってしまったようなのです。

当家の故老の話では、本来は「この墓の主は、ホトを箸で突く神事を担当していた日の巫女の王だった」と言い伝えられていました。ところが、神事の実態を見失った男性神官達は、「ホトを箸で突く」という話は、古墳の主の死因を伝えたものに違いないと、身勝手な男性特有の空想を巡らして、捩じれた解釈の作文をやってしまったらしいのです。アカルヒメ(後の神功皇后&天照大神)の母親が、池のほとりで仮眠を取っているときに、水面で太陽の光が反射してホトを突き、太陽神(天照大神・男神)の子を身籠った、といった神話とのニアミスもあったようです(この話もじつは不正確に伝わっています。本当はホトを露わにして寝たりなどしません)。アカルヒメ(皇祖神・天照大神・若魂の日女神)が誕生したことを祝う非公開神事も当家では伝承しています。日矛鏡を沈めた池(鏡池)の上を巫女がポンと飛んで、ホトに日矛の光(太陽神の男性のシンボル)を当てて懐妊する過程を再現します。男衆の神官達は、巫女神道の神事に参加できないものだから、こういう話を又聞きすると、すぐに男性特有の空想を好き勝手膨らませて、あれこれ作文してしまう悪癖を持っているようです。天岩戸開きでも、巫女が桶の上で裸踊りをした、なんて破廉恥な作文をしてますからね。どこまでも困ったものです。

東盟祭の隧穴は、トンカラリン遺跡を見れば分かると思いますが、高句麗式の石組みで作られていて、人が入れるサイズの穴です。天岩戸開きの神事も行いますからね。隧穴がない地域では、井戸を代用するケースも多々あったらしく、井戸の底からも祭祀に用いた物が出てきます。したがって、大地母神のホトを突く箸のサイズも、それに合わせてかなりの大きさがあるのです。そんな大きなものが、人間のホトに刺さることは物理的にあり得ません。それが死因に繋がることは考えられないのです。したがって、ほぼ100%誤情報です。

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miestastaniさん

2012/10/819:35:10

神話ですから、文字通りでなく、象徴的な意味があります。
「ほとをつきてしにき」
女陰つまり誕生・生産・繁栄の象徴を傷つけることは、その否定=死・破壊・滅亡 を表しているのです。

女性神=(生産、再生、繁栄、調和、安定)=(大地、水、川、蛇、月)
男性神=(破壊、滅亡、戦い、統一、権力)=(天、山、武器、太陽)

という世界の神話にみられる元型(ユング心理学・神話学の概念)があります。

日本神話では、天つ神=男性神、国つ神=女性神として描かれます。素戔嗚尊などは、太陽神(あまてらす)の手下として、国つ神の象徴であるところの、大地の川=蛇=八岐おろちを退治しますから、その男性神の典型です。アマテラスは女神ですが、神話的には男性神=統一権力を象徴します。
女陰をついて死ぬのは、女性神=国つ神の敗北を意味し、天の国=男性神の権力によって神話に登場する地域が統一されたことが背景にあります。

神話は神話であって歴史ではないのですが、古代に何らかの史実があって、それを神話的に解釈して再構成された物語だから、古代人の世界観が反映されているのです。

marubooroxさん

2012/10/812:46:00

恐らくですが,妊産婦の出産時及び流産による死亡を指しているのではないかと思われます。近代に至るまで,闘争や伝染病によるものを除けば女性の死亡原因のトップでしょう。

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2012/10/812:36:06

仰る通り、倭迹迹日百襲姫や稚日女などが陰部を杼や箸で突いて亡くなっていますがこれは、強姦されて死亡した事の暗喩とも云われています。強姦殺人か、陵辱された事による自殺かをした事を「ホトを突いて死んだ」と表現しているという事ですね。
特にスサノオが皮を剥いだ馬を天井から投げ落とした事に驚き、機織娘が陰部を突いて死んだという話は象徴的だと思います。
フロイト的に見れば、馬は男性器の象徴とされいてその皮が剥がれているというのは・・・という事です。
文字通り、そういう事故が起こった可能性もありますが実際にそんな事故は珍しいのでこれはやはり「強姦」を象徴しているのだと私は思います。

masdriver125さん

2012/10/811:59:36

意味などわかろうはずもありません。
どう考えても中国出身者に殺害されたとしか思えません。

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