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「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」の意味を教えてください。

nex********さん

2012/10/3018:12:21

「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」の意味を教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

han********さん

2012/11/519:38:13

その言葉はヘーゲルの「法の哲学」の序文の末尾にある言葉です。
中央公論社の「世界の名著」シリーズの「ヘーゲル」に出ています。
その意味するところはヘーゲルにいわせると以下のとおりです

「哲学はもともと、いつも来方が遅すぎるのである。哲学は…現実がその形成過程を完了して、おのれを仕上げたあとで初めて、哲学は時間のなかに現れる」
「存在するところのものを概念において把握するのが哲学の課題である。…個人にかんしていえば、誰でももともとその時代の息子であるが、哲学もまた、その時代を思想のうちにとらえたものである」

以上で、私から付け足すことはほとんどありませんが、要するに哲学は時代精神を、人が見ることが出来ないものを、過ぎ去ってから目に見えるように取りまとめたものだといっています。

ミネルバの梟、つまり哲学は、時代が終わってから夕暮れ時に、つまり黄昏に飛び立つ、つまり哲学として形成します。
哲学者は預言者ではありませんから、未来のことは分かりません。それを論じることも出来ません。
哲学は、今あるか、過ぎ去った時代精神を、後から概念に取りまとめ、それを人に目に見える形で示すことしかできません。

ヘーゲルはそういっているのだと思います。

「ミネルバの梟」は訳者の説明によればギリシャ神話の女神アテナのことで、知性の擬人化だということです。
梟(ふくろう)は、その女神のシンボルです。

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ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

rsk********さん

編集あり2012/10/3019:48:38

誰も回答する人がないようなので、私から回答します。
その言葉はヘーゲルの「法の哲学」の序文の末尾にある言葉です。
中央公論社の「世界の名著」シリーズの「ヘーゲル」に出ています。
その意味するところはヘーゲルにいわせると以下のとおりです

「哲学はもともと、いつも来方が遅すぎるのである。哲学は…現実がその形成過程を完了して、おのれを仕上げたあとで初めて、哲学は時間のなかに現れる」
「存在するところのものを概念において把握するのが哲学の課題である。…個人にかんしていえば、誰でももともとその時代の息子であるが、哲学もまた、その時代を思想のうちにとらえたものである」

以上で、私から付け足すことはほとんどありませんが、要するに哲学は時代精神を、人が見ることが出来ないものを、過ぎ去ってから目に見えるように取りまとめたものだといっています。

ミネルバの梟、つまり哲学は、時代が終わってから夕暮れ時に、つまり黄昏に飛び立つ、つまり哲学として形成します。
哲学者は預言者ではありませんから、未来のことは分かりません。それを論じることも出来ません。
哲学は、今あるか、過ぎ去った時代精神を、後から概念に取りまとめ、それを人に目に見える形で示すことしかできません。

ヘーゲルはそういっているのだと思います。

「ミネルバの梟」は訳者の説明によればギリシャ神話の女神アテナのことで、知性の擬人化だということです。
梟(ふくろう)は、その女神のシンボルです。

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