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近親婚について質問します。

nan********さん

2012/11/1413:26:07

近親婚について質問します。

日本でも近親婚の風習は戦前までよく見られた。「皇族・華族」と「士族・平民」はそれぞれの間でしか結婚できないため、結果的に血縁的に近い男女同士の婚姻が行われていたとみられている。戦後に制定された民法により、三親等内の婚姻は禁止されている(民法734条)が、近親婚の風習が残る地域もある。

という記載がWikipediaでありますが、

近親婚の風習が残る地域があると書かれていますが、それはどこですか。。
また、民法を破るとどうなりますか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

loo********さん

2012/11/1807:52:52

その引用は、Wikipedia の「近親婚」について
のページじゃなくて「近親交配」のページからですよね。


ここの部分、ほとんど文章全体が、間違いです。
まず、民法について「戦後に制定された民法」これが

ちょっと調べればわかりことなんですが、ちなみに下記が
明治31年に制定された「民法・第四編(民法旧規定、明治31年法律第9号)」です。

第三章【婚姻】
・第一節【婚姻ノ成立】
・・第一款【婚姻ノ要件】
第七百六十九条・直系血族又ハ三親等内ノ傍系血族ノ間ニ於テハ婚姻ヲ為スコトヲ得ス但養子ト養方ノ傍系血族トノ間ハ此限ニ在ラス


ちなみに、下記が口語化された、現在の版「第4編 親族」からですが

第2章 婚姻
・第1節 婚姻の成立
第734条・1・直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない。

読んでいただければ、判ると思いますが
なにも、変わっていません。

つまり「戦後に制定された」ってのから間違いなんで…。
まずは、訂正しておいてください。

民法ができた時からずっと、変更されてないんで
近親婚の風習が残るもなにも、ないです。


あと

「皇族・華族」と「士族・平民」はそれぞれの間でしか結婚できないため、結果的に血縁的に近い男女同士の婚姻が行われていたとみられている

って、明治維新の当時で、公家142家・諸侯286家、といわれて
その後に「華族令」が発布されて、明治の元勲がこれに加わり、叙爵者は 509人に。
最終的にトータルで、華族だけでも 1011家あるんですよ。

勲功華族といわれた、維新後の新華族など
公爵・山県有朋の家は、足軽以下の中間(ちゅうげん)ですし
同じく、公爵・伊藤博文の家は、百姓でしたし。

また爵位を継承する嫡男であれば、家柄のよい嫁をとる
といったこともありますが、長子の外はその範疇にないわけで
また、妾腹の庶子の跡始末など、別に家柄とは無関係というのが実態ですし

華族制度が続いた期間って、たかだか 1869年から 1947年までの
70年余しかないんです。血縁が近い婚姻が云々という時代経過なんてないです。


いわんや「士族・平民」って、それぞれの間でしか結婚できないもナニも
臣民の9割以上は平民なんですから、血縁的に近い同士、って
いうような話がはたして、ドコから沸き出してきてるんでしょうか。

平民と平民で、おなじ身分で夫婦になったら
そんな大変なんでしょうか。

そりゃ、同じ日本人同士ですけどね。


Wikipedia の項目の中でも、かなりレベルの低いページです。

また、この文章は、つい最近(11月09日に)以前にもう少し
長い文章だったモノが、あまりにレベルが低くて書き直されたモノですが
結果的に、よけい判りにくくなってしまっています。

元の文章(07月11日版)は

『特に、皇族・華族はその間でしか結婚できないため
結果的に血縁的に近い男女同士の婚姻が行われていた。
このため、皇族・華族の子弟が通う学習院では
〈優等生か劣等生ばかりで、中間の生徒がいない〉と
言われる状況だった』

というモノですが
『元華族たちの戦後史』酒井美意子/主婦の友社
の出典ということですけども

この酒井美意子さんは、
前田侯爵家の長女で、伯爵・雅楽頭酒井家当主に嫁いだ方で
着物着付けの、ハクビ学院の学長もされていた方で

昭和天皇の第一皇女・照宮成子内親王のご学友だった
元華族のお嬢サマで、というのがウリの、タレント評論家で
お嬢サマ向けのマナー本や、元華族の裏事情ネタの主婦向け本とか
山ほど出していますけども、学術書でもなく Wikipedia に載せるだけの
意味もない、ただのお嬢サマの、個人的なむかし話の感想文です。

つぎに
「近親婚の風習が残る地域がある」
という文章について、ですが、これも前述の酒井美意子さん
著書からの、出典部分とともに、2011年01月19日の編集においてに
唐突につけくわえられたものですが、意味不明です。


ただ、類推するには
Wikipedia の「近親婚」のページにある

> 農業後継者の確保等の要請から親族間の結婚が
> 少なからず行われていたことは公知の事実であり
> 地域的特性から親族間の結婚が比較的多く行われる
> とともにおじと姪との間の内縁も散見され
> そのような関係が地域社会や親族内において
> 抵抗感なく受け容れられている例も存在した

として、最高裁判例となっている
「遺族厚生年金不支給処分取消請求事件」
についての記載があり

「近親婚は全体的な傾向としては比較的減少気味であるが地域による差が大きく」

とあるのが
ここから関連付けして引っぱったモノかも知れません。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3780039

ちなみに翻訳版です。
http://bit.ly/105uOyk

つまり1983年の調査による、日本の血族婚は 3.9%で
そのうちイトコ婚は 1.6% だということ。

また、旭川市街地(0.78%)と、福江市(7.9%)においては
血族婚の割合に10倍のひらきがあった。

ということです。

これは、極端で当たり前のことで

旭川市は北海道で、移民開拓によって開かれた人工都市で
逆に、ここでいう福江市は、たぶん長崎県の
五島列島の久賀島と福江島ではないかと思われますが

隠れキリシタンの信仰を守った島嶼地域であり
五島列島の最西部に位置する島々です。

比較するにしても
遣唐使の時代から続く港町である、福江市と
ほんの100年ちょっと前にやっとできた、新しい移民都市を
調査したら、まったく違って当たり前のことです。


最後に、民法を破れば、という質問ですが

刑法ではありませんから、なにも罰則はありません。
単に、婚姻届が受理されない、不受理となる、だけのことです。



結果による不利益としては
配偶者としての権利を何も行使することができません。
そして内縁関係の届け出も受付てもらえません。

また、子が生まれても
出生届に、子の父となる男性の名を書くことができませんし
自分の子であると、認知することも認められません。

つまり、生まれた子は、女性が父親不詳のまま
シングルマザーとして生んだ子となります。

父と子が、親子の証明をすることができませんから
あとで、養子縁組でもしない限りは、子には男性の財産に対して
なにも相続の権利がありませんし、祭祀を引き継ぐ権利もありません。

これは、父である、夫である、男性が亡くなったとしても
線香1本さえ、あげることもできないかも知れない
住んでる家も追い出されるかもしれない、ってことです。

夫婦でないため
税金などで配偶者控除を受けることもできませんし

妻でないため、子の母である女性は
寡婦となった際にも、公的援助も受けられません。

ということです。

質問した人からのコメント

2012/11/19 17:17:14

詳しい回答ありがとうございました。知らなかったことなので、じっくり読みたいです!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

har********さん

2012/11/1413:41:21

民法を破るとどうなるかですが、まず婚姻届を受理されないので、結婚することは無理だと思いますけど。

あわせて知りたい

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