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織田信長の異名、第六天魔王とはどのような意味ですか?

t27********さん

2012/11/2316:35:11

織田信長の異名、第六天魔王とはどのような意味ですか?

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tho********さん

2012/11/2318:15:11

「第六天」とは仏教で言う6番目の天界、「他化自在天」の事です。

仏教世界観に於ける天界、神様の世界は様々なランクがあり下から「欲天」「初禅天」「二禅天」「三禅天」「四禅天」「無色天」の6つの世界があります。
「欲天」とは天界の中でも下のランクで欲望から離れられない神様が住む世界だと言われています。
その「欲天」も6つに別れ、下から「四大王衆天」「忉利天」「夜摩天」「兜率天」「楽変化天」「他化自在天」に別れるとされています。

武神として有名な須弥山の王、帝釈天は「忉利天」の支配者です。
我々の死後に地獄に行くか天界に行くか定めてくれる裁判官、閻魔様は「夜摩天」の支配者です。
56億8千年後に地上に降臨し救いをもたらしてくれる次の仏陀とされる弥勒菩薩が現在修行されているのは「兜率天」です。

「他化自在天」とは「欲天」の中では最高位とされている世界で、そこに住まわれる神々は望む事はすべてかなえられ、望みうる最高の快楽が、自由自在に得られる世界だとされています。
この天界の主である「他化自在天王」は、天界・人間界はおろか地獄界までを含めた世界全体にわたって、自由自在に楽しみを与え衆生が楽しむ事を楽しむという、非常に高尚というか変な趣味を持っているらしい。
つまり我々人間が偶然に幸福を得られる、つまり宝くじなどが当たって突然幸福になれるのは、他化自在天王が天から超能力を使って我々にそういった運命を与えてくれるからなのです。

不幸な人々を幸福にしてくれる、すごくいい人のように思われる他化自在天王がなぜ仏教で第六天の魔王と呼ばれるのかと言うと、つまりこの神様は欲望の神様なのです。
滅私奉公で人々のために尽くす神様ではあるんですが、その結果欲望が満たされた人々は努力して自分を磨くことを止めてしまうのです。
なにより仏教は欲望を捨てて解脱し仏になるのが一番幸せだと考える宗教ですから、それを妨害する他化自在天王は神であると同時に悪魔でもあるとされているのです。

これは信長の政治に対する考え方を示したモノだと言えるでしょうね。
彼は支配者の幸福とは人々笑顔を楽しむという欲望を持てることだと考えていたのです。
自分自身が楽しむのではなく、まず人々に楽しみを与える、それを見て仕事に達成感を持つことができるようにしなければならない。
だがそれは決して正義ではない、別の側面から見ればとてつもない悪行とされる事もあり得る。
名君とは、そういった二つの側面を併せ持つ矛盾した存在なのです。

質問した人からのコメント

2012/11/30 12:43:46

皆様、たくさんの御解答ありがとうございました。色々な解釈があって面白いですね

ベストアンサー以外の回答

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yai********さん

編集あり2012/11/2603:40:34

「織田信長」が「天台座主」と名乗った「武田信玄」への
返書にそう書き記したと「ルイス・フロイス」という
キリスト教の宣教師が「ルイス・フロイスの日本史」という
書物で書き残し世に喧伝されました。
------------------------------------------------------------------------
意味は、「第六天魔王」とは今で言う「悪魔」のことを指し
「織田信長」が帰依した「法華経」の「悪魔」です。

しかし、この時代はそういった「悪魔」という意味合いの他、
「武家」で「寺社」と敵対した者をそう呼ぶ風潮があり
古くは「足利尊氏」から「足利義教」「細川元政」などが
「寺社の仇」とされ 「第六天魔王」と呼ばれました。

古い「史料」を併せると日本では約十数名が
「第六天魔王」と呼ばれています。

そのためこの時代での意味合い的には
「寺社」から見て敵対した「武家」への「悪名」です。

※注意
他の回答者で「第六天魔王」を「悪魔」では無いとしている方が
居ますが、この「武家」に使用される「第六天魔王」は
「法華経」の教えにある、単に「悪魔」と捉えてください。
「織田信長」は「法華経」に帰依しいました。

古く「太平記」でも「魑魅魍魎」を引き連れた首がたくさなる
「悪魔」といった存在になっています。

また「仏教」での「式階」などの意味では
「第六天魔」や「天間(天魔)」であって「魔王」など付かないのです。

下記wikiも参照願います。
「日蓮は、第六天の魔王を、仏道修行者を
法華経から遠ざけようとして現れる魔であると説いた。」
(一部抜粋)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%AD%94

とくに「kn3364さん」の回答が「アニメ、漫画」の世界で
酷い有様になっています。

●kn3364さん
>>以前あなたの回答に、魔界に住む魔王だなどと回答していましたね。

していません。
「検索」をしましたが私はそんな文言を一切使っていません。

自身の回答の間違いを指摘されたからと
私を卑下するのは間違いです。

>>仏教世界のどこに魔界などというものがあるのでしょうか?

上記から「魔界」などの説明をしていません。
過去の回答などを「検索」しお確かめください。

>>あなたこそ、アニメの見すぎじゃありませんかね?

アニメを、見たことが少ない者です。

>>第六天はどこをどう解釈しても天界ですよ。

いえ違います。

「第六天魔」の場合は、そういった事象となる場合がありますが
古く「太平記」「足利季世記」などなど「第六天魔」の文言は
ありますが「首が七つの化け物」など「悪魔、魔物」といった
扱いです。

また、この場合は「法華経」の解釈で考察願います。

また・・・そもそも「織田信長」の「第六天魔王」という
記述を世に残したのはアナタが「そんな概念はない」と
述べている「ルイス・フロイス」という基督教の宣教師だという
ことを知ってください。あしからず。

kn3********さん

編集あり2012/11/2621:26:55

thor1203さんが詳しく説明してくれていますが。

まず、仏教の概念の中には西洋でいうところの悪魔ってのはいませんね。
どちらかというと、人外の者、人をはるかに超える存在、天魔の王というところでしょう。

仏教において世界は大きく三界に分かれます。
無色界、色界、欲界です。
大雑把に有と、無色界、色界は悟ってしまった神様の世界。
人などが持つ欲望を超越した神様の世界です。
要するに人が何しようが感知しない神様の世界です。

そして欲界が、地獄界から天界まで、
地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天上をさし、
さらに天上界は、四大王衆天、忉利天、夜摩天、兜率天、楽変化天、他化自在天に分かれます。
この天界に住む神様はまだ欲を断ち切れていない神様で、それゆえに人に関与します。
人が信仰する神様も大体ここの住民ということになっています。
この界のいわゆる神様は、まだ欲を持っていますので、人間臭く導くだけでなく人に色々関与します。
まあ、悟っちゃった神様が戦勝祈願や商売繁盛の祈願に答えてくれるはずがありませんからねw

で、第六天魔王は欲界の中の最高位、他化自在天、第六天の支配者をさします。
第六天魔王は地獄界から天上界までの欲界を支配し、人々の欲望を叶えてしまう神様で、ゆえに仏教の修業を妨げてしまうので仏教の敵といわれています。


信長が第六天魔王を名乗ったのは、比叡山延暦寺を焼き討ちした際、武田信玄が「天台座主沙門」の名前(仏教の代弁者)で非難してきたことに対する返答として、仏教の敵対者「第六天魔王」を名乗ったとされています。

この第六天魔王の名乗りは色々な解釈が取れると思います。
1.まずはそのまま仏教の敵対者である現状の立場を示すこと。
2.人々を救う、願=欲を叶えるのは、戒律を破り堕落しきった当時の仏教ではなく私だという暗示。
3.欲天の支配者である、つまり、あんたも私の手の上で踊っているだけだ。
という皮肉が込められているように思われます。


どうもどうしても西洋でいうところの悪魔、聖なるものに対する悪の勢力にしたがる人がみえるようですが・・・。

そもそも仏教というのは、魔を討つ存在ではなく、仏教に帰依させる宗教です。
仏教は非常に柔軟で、布教先の神々を取りこんでしまうばかりか、夜叉や阿修羅と呼ばれた悪鬼神等人々を害する存在まで取込み神様に変えてしまう宗教です。
主に明王と呼ばれるものが多いようです、鬼子母神なんかもそうですね。

キリスト教などが唯一絶対の神を擁して他の宗教を認めない為、宗教戦争が勃発するのに対して、仏教は現地宗教を取りこんでしまう為基本的に宗教戦争が起こっていません、まあ所詮元がどんなに柔軟でも信仰するのは人間で、本願寺一向一揆のように戦争に利用されてしまう場合もありますけどね。


>>vaikomae

以前あなたの回答に、魔界に住む魔王だなどと回答していましたね。
仏教世界のどこに魔界などというものがあるのでしょうか?
あなたこそ、アニメの見すぎじゃありませんかね?

第六天はどこをどう解釈しても天界ですよ。

ルイスフロイスが言った言葉ではないでしょう。
彼の言葉なら、素直に悪魔でしょう。
ルイスフロイスが仏教の勉強でもしていたのでしょうか?


>曼荼羅に記されている
>「第六天魔王」はこの宗教を信じる事によって悪鬼も善神に変わるという意味があり、
>諸天善神という位置付けで記されています。
>なので、鬼子母神や提婆達多もその類です。
>法華経は悪者や女人も全てが仏界を持つと教えられていますから、
>悪鬼も縁に触れて仏になり、守ってくれるという意味があの曼荼羅に記されています。
>あの曼荼羅は、ただ題目と仏の数々が記されているのではなく、
>法華経という観点から、深い意味が込められています。

kas********さん

2012/11/2317:34:10

言葉通りの意味ですよ。
欲界の第六天魔王。
ヒンドゥー教でいうところのシヴァ神。
人間に欲望をもたらず大魔王で、仏敵。
なので、武田信玄から「お前は仏教をないがしろにするろくでもない奴だ」と非難を浴びた時
織田信長は「俺は第六天魔王だからな!」とやり返したみせたのです。

キリスト教を目の敵にする人が
サタンやルシファーを名乗るような感覚でお思いください。

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