わずかでもいいので、（例えば1,000円でも）払っていれば、返済の意思があるとみなされます。 基本的に、家主が強制退去できる法律はありません。 強制退去させたい場合は、裁判になります。 まずは、契約書に書かれた滞納分があること。（2ヶ月以上の滞納は解約できる等々） そしてそれを証明するためには、内容証明で本人に送ります。 裁判の証拠として使うためです。 それでも払う意思がない場合に、初めて裁判を起こし、判決をもらいます。 強制退去の判例が出ると、これに従わなければなりません。 逆らうと逮捕されますが、普通は裁判沙汰になった時点で夜逃げをします。 強制退去までの簡単な流れです。 裁判費用は裁判を起こした人の実費になり、家財道具の処分も負担しなといけません。 家主は決して安い負担ではありませんので、裁判を簡単には起こさないかと思います。 しかし相手が都の場合は、わかりませんが。 しかも都営住宅の場合、そういう人が多いので慣れているかもしれません。 まず、内容証明で督促が何度かくるはずです。それまでいきなり裁判という事はないでしょう。 督促が来ても1,000円2,000円振り込んでおけば支払いの意思があるという事になるので、裁判では勝ちにくくなります。 なので、毎月1,000円2,000円でもいいので振り込んでください。 そうすれば早急に裁判沙汰にはならないでしょう。 まぁ出て行ってくれとお願いされる事はあるかもしれませんが。 家賃は最終的に支払わないといけないのでね。一時しのぎと思ってください。 本当に返す見通しないのであれば、どうしようもありません。 最悪の場合、生活保護に頼ってはいかがでしょうか。