ガソリンは気化しやすいので、ペットボトルに入れて車内に置いておくと、パンパンに圧力が掛かります。
この状態で、強い衝撃を受けると「破損する恐れがある」からです。
但し、実際のペットボトルは、炭酸飲料にも使われますし、ペットボトルロケット等で、非常に高い圧力を掛ける遊びにも使われます。
また石鹸作りで、苛性ソーダと水を反応させ高温にしたりと、色々酷使されても破損する事はありません。
それでも「破損する恐れがある」以上、避けた方が良いとなります。
ジュースが入っているアルミ缶も同様で、十分な能力はありますが、肉厚が薄いので「破損する恐れがあり」、避けた方が良いとなります。
燃料ボトル、フューエルボトル、携帯缶等で検索すると沢山出てきますよ。
お好みの物を選べます。
余談ですが。
プラスチックやポリのタンクでも、溶け出すモノは少ないです。
昔は、草刈機やバイク(レース車輌)等では、極普通に使っていました。
ただ昨今は、ポリタンクにガソリンを入れて運ぶことが違法となったので、ガソリンスタンドで給油して貰えなくなりました。
違法の根拠は、「ポリタンクに入ったガソリンは、タンクとの摩擦で静電気を発生し、引火する危険性が高いから」と言うのが建前です。
本当は、ポリタンクに入ったガソリンを灯油と勘違いし、火の付いたままのストーブに給油し、重大事故が発生したためです。
また金属製の携帯缶などには、KHK規格品(消防法適合品)成るものがあり、「適合」には一部関係者の天下り先が、数多く、また深く関与しています。