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代位訴訟について。

d_n********さん

2013/10/300:31:50

代位訴訟について。

例えば、XがAに対し、代金支払い請求をしてもAはそれに応じず、AはYに対して賃料債権を持っていた時、Xが債権者代位権により賃料の支払いを求めて訴えを提起したとします。

①XがAに対して請求した額よりもAがYに対して持つ賃料債権の額の方が大きい場合、訴えの提起は請求額の範囲の内で行われるものなのでしょうか。

②訴訟の継続中にAの友人がXに対する請負代金を支払った場合に、代位訴訟はどうなるのでしょうか。

③代位訴訟の継続中にAがYに対する賃料支払い請求の訴えを提起したとすると裁判所はどう処理するのでしょうか。(代位訴訟の既判力は債務者に及ぶため判決が矛盾する危険があり、別訴は提起できない?独立当事者参加・共同訴訟参加なら可能?)

よろしくお願いいたします。

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mak********さん

2013/10/312:03:07

①Xの債権額の範囲になります。
②第三者の弁済も原則として有効ですので、Yに対する請求の根拠であるXの債権は弁済により消滅します。Xの債権は代位請求の当事者適格を構成する訴訟要件なので、結果としては代位訴訟は当事者適格を欠くことになり、却下となると考えられます。
③「債権者が適法に代位権行使に着手し,債務者に対しその事実を通知するかまたは債務者がこれを了知したときは,債務者は代位の目的たる権利につき代位権行使を妨げる処分権能を失い訴を提起できなくなる」ので、債務者は当事者適格を欠くことになります。ただし、代位訴訟が不適法であれば、債務者の当事者適格は失われませんので、債務者に代位訴訟の適法性について争う機会が保障されなければなりません。そこで、債務者が直ちに当事者適格がないという理由で却下することはできないとも思われますが、独立に訴えを提起すると二重起訴になるというのが一般的な理解なのではないかと思います。したがって、既に代位の別訴が提起されていることが判明した場合、債務者の請求は却下されることになります。ただ、債務者は、Xの訴訟遂行によって影響を受けるので、共同訴訟的補助参加はできますし、Xの債権の存否を争う独立当事者参加も認められるというのが判例であり、多数説だと思います。共同訴訟参加を認める学説はありますが、あまり有力ではないのではないかと思います。

質問した人からのコメント

2013/10/6 08:15:51

感謝 助かりました。
丁寧にお答えいただき、ありがとうございますm(_ _)m

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