嫁が自己啓発セミナーに洗脳されていました。 嫁は私と知り合う前、約10年ほど前から地元の自己啓発セミナーの仲間たちと連絡を取り合っており、常識では一切理解出来ない様な内容の教育(洗
嫁が自己啓発セミナーに洗脳されていました。 嫁は私と知り合う前、約10年ほど前から地元の自己啓発セミナーの仲間たちと連絡を取り合っており、常識では一切理解出来ない様な内容の教育(洗 脳?)をされている事が最近わかってしまいました。 例を挙げます。 ・豚と牛は四本足だから食べない ・911のテロはCGだった ・予防接種は受けない。子供が出来ても受けさせない ・地震兵器というものが存在し、東日本大震災は他国が起こした ・近々また大地震が起きる ・病院には行かない。抗がん剤はただの毒だから効かない。 このような意味のよくわからない主張を毎日聞かされて参っています。 ニセ科学、ニセ宗教、陰謀論に似た考え方が嫁の思想の根底にある様です。セミナーの影響かと予想しています。 何故嫁が怪しいセミナーに傾倒しているのかがわかったかというと、突然、古い知り合いに会いに行く、と実家のある地方に一人で出かける事が多くなりました。 加えて夜遅くまでセミナーの運営する掲示板で気持ちの悪い専門用語を並べた会話をしたり、電話でセミナー仲間と会話をしていたからです。 結婚前から、常軌を逸した発言や挙動が散見されており、その都度大げんかになっていました。そして必ず私が折れていました。 でも全く話が噛み合わず、その事に関しては烈火の如く怒り狂います。 普段は優しい女性なのに、何故この人はこんなになってしまったのだろう?と前々から不審に思っていました。 意を決して嫁の実家に電話した所、実は十年前ぐらいから変な思想のセミナーに傾倒し出し、家族の制止も聞かず毎回大げんかになり、どんどんのめり込んで行ったという真実を聞かされました。 「○○さん(私)と知り会ってから落ち着いたみたいだったから、あえて私には嫁の過去を伝えなかった」との事です。 セミナーでは、教義を批判したり受講を止める様に働きかけてくる人間を、「常識に洗脳された低俗な人間」と刷り込んでいるらしく、家族友人恋人問わず批判してくる者を敵視するようになってしまう様です。 ですから、実家の家族がいくら止めようとも嫁の心には届かなかった訳です。 ですが、私は嫁を愛しています。 嫁の言動には正直うんざりですし、もし子供が出来たり、私が大病を患ったりしたらどうなるのだろうと不安ですが、私は嫁を見捨てる訳にはいかないのです。 ですが、十年間どっぷり浸かった妄想とも言うべき嫁の固定概念を変える術を私は知りません。
本文の文字数制限で書ききれなかったのでこちらに。 なんとか嫁に自己啓発セミナーに行くのをやめさせたいのです。 皆さんのお知恵を拝借したく、質問致しました。 ご回答お待ちしております。
生き方、人生相談・94,576閲覧・500
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ベストアンサー
ID非公開
ID非公開さん
2013/10/6 22:41(編集あり)
うーん・・・。 正直に申し上げると、奥さんとの将来はかなり難しいと思います。 オセロの中嶋さん同様、洗脳されてマインドコントロール下にある状態だと思われますので、本気で治療したいなら、専門家の力を借りた方が良いと思います。 とはいえ、そんな専門家で本当に信頼できる先生がどれくらい、どこにいるかと言われると、私も知らないのですが・・・。 >何故この人はこんなになってしまったのだろう? ここについて、深く考える必要があると思います。 偏見かもしれませんが、私が考えつくのは、「そのセミナーの教えがその人にとって心地よかったから」ということです。 今の社会は、誰にでも優しいわけではありません。 個人の人生一つとっても、理不尽で辛いできごとはたくさんあると思います。 努力が報われないことも、不公平なことも、おかしなこともたくさん起きます。 東日本震災など、まさにその顕著なものだと思います。 誰にも迷惑かけず、ただ先祖から伝わった土地をまもり、日々真面目に働き、家族で助けあって生きていた普通の人々が、何の納得いく理由もなく、突然無残な死に方をしました。 これは、当事者でなくとも、こまやかな神経、優しい心の持ち主には、耐えられないことだと思います。 理由がないからです。 理由は単純に、「地震が起きたから」「たまたまその地に住んでいたから」「運が悪かったから」・・・個別に見ればもちろん他にもいろいろあると思いますが、一般にはこう理解されています。 奥さんはとても優しい人で、そんな事実に耐えられないのかもしれません。 何も悪いことをしていない人が、何の悪意を持った存在もないのに、ただ、「運が悪い」だけで3万弱も死んでしまった。 そういう事実を受け入れられないから、「誰かが悪意をもって殺したに違いない。でなければ、こんなことが起こるわけがない。悪いのはそいつらだ。そいつらのせいだ」という、「理不尽さをぶつける相手」を欲するわけです。 世の中にはこういう「理由のない理不尽な辛いこと」がたくさんあります。 しかし、繊細で優しく、正義感の強い人たちには、それが「仕方ない」ですまされないことが多々あると思います。 そういう人たちは「世の中が悪い原因」を求めています。世の中が正しく美しいものでないなら、そこには必ず「悪役」がないといけないはずなのです。 そして、「悪役に立ち向かうための正しい答え」「間違いない方法」を求めています。 そのセミナーは、そういった人たちにつけこんで「悪役」をでっちあげ、「正しい回答」をでっちあげ、そういう人たちに「偽の安心」を与えているのだと思います。 「世の中にはこういう『悪』がある。だからこんなに辛い。だけど、その悪に立ち向かう『正義』が、ここにある。これさえ守れば、あなたたちは安心なんだよ」というものです。 でも、世の中はそんなに単純なものでもありません。 勧善懲悪の思想が、世界にどれだけ戦争を生み出してきたのか、ちょっと歴史を振り返ればわかります。 しかし、まずは奥さんの気持ちにそわなければならないと思います。 なぜ奥さんが、そのセミナーに心動かされたのか。 きっとそこには、奥さんなりの心の痛みや、耐えられない理不尽さがあったと思うのです。 しかし、その回答を他人に任せてはいけないのです。 他人がくれる答えは他人の答え、他人の正義です。 他人の考えにただ従うのは信仰心ではなく、盲信です。 奥さんは、自分で考えることを取り戻さないといけないのです。 まずは、奥さんの話によく耳を傾けたうえで、奥さんにはそのセミナーの決めた正義ではなく、自分の目で見て、手で調べて、頭で考えた正義を、自分の力で得るように、根気強く説得することをおすすめします。 そういうことをやってもムダな段階な場合には、やはり専門家の力を借りた方がいいでしょう。
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