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「ハ行」は昔「パ行」だったと?

tor********さん

2007/5/1312:02:59

「ハ行」は昔「パ行」だったと?

「ハ行」は昔「パ行」だったと、アメリカの大学の言語学の日本語構成(構造?)の授業で聞きました。そして、昔のポルトガル語と日本語の辞書を引いてみれば確かに「ハ行」が全部「p」で書いてありました。それでは、それが事実であれば、いつの時代と何の動機で「p」が「h」となったのでしょうか?宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

fon********さん

編集あり2007/5/1312:56:16

バ行の子音が[b]ですから、当然ハ行の子音は[p]でした。
まず、この[p]が[Φ] (ファ、フィ、フ、フェ、フォの子音) に変化しました。
次に、語中・語末では[w] (ワ、ウィ、ウ、ウェ、ウォ) に変化し、
語頭では「ふ」だけを残して[h] (ハ、ヒ、ヘ、ホ) に変化しました。
 * ヘボン式ローマ字で「ふ」は「fu」ですね。
 さらに「ひ」は他のイ列子音同様、口蓋化によって[ç] (ヒャ、ヒ、ヒュ、ヒェ、ヒョ) に変化していますが、表記では区別されません。
 ニャ行 (ニャ、ニ、ニュ、ニェ、ニョ) の「に」がナ行子音「n」を使って「ni」と綴られるのと同じです。

その後、別の道筋から[pa, pi, pu, pe, po]の音を表記する必要が生じたのですが、「は、ひ、ふ、へ、ほ」はすでに「ha, çi, Φu, he, ho」に席を奪われていたため、新たに「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」の文字をこしらえ、「半濁音」と呼ぶことになったのです。

下記ページに解説があります。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E8%A1%8C%E8%BB%A2%E5%91%BC

質問した人からのコメント

2007/5/14 07:52:32

降参 丁寧に説明してくださってありがとうございます。よく分かりました。

ベストアンサー以外の回答

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2007/5/1313:25:32

現在のハ行の[h]が大昔は[p]だったというのが定説だそうですが、
400年前の日ポ辞書にはすでに[p]で始まる言葉は9例しかないそうです。
それも「ぱらりと」、「ぴんぴん」のような擬音語・擬態語のみ。
「花」、「人」、「星」が「ハナ」、「ヒト」、「ホシ」になったのは江戸時代以降で
400年前は「ファナ」、「フィト」、「フォシ」でした。
昔の発音が残っているのでしょうか、現在でも
伊是名島では「昼・フィル」、「日・フィー」、「暇・フィマ」
宮古島では「花・パナ」、「人・ピトゥ」、「星・プシ」だそうです。

ka0********さん

編集あり2007/5/1312:57:02

奈良時代以前は、「ハ行」を「パ行」に読んでいたようです。
下記の中段(「11 歴史/音韻史/母音・子音」の項)に説明されていますので、そちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E

琉球方言で「はな」を「ぱな」と発音したりするのも、当時の名残だと言われています。下記の「日
本語との音韻関係」の項をごらんください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E6%96%B9%E8%A8%80

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